ヒグマ

知床はよく考えたら6回目でした。
羅臼滞在が一回目ですが。それからはウトロの方、自然センター滞在です。


知床は一年ぶりでした。
やっぱり大自然であり、スタッフの方も良くしてくれるし、ボランティアやバイトや調査で来ている様々な年齢、所属の方と知り合えたりお話できたりして、私にとっては
普段の学生生活では得られないものを得られる場でもあります。
年齢層も違う方と一緒にゴハン作ったり語ったりする事はやっぱりとてもいい経験になると思っています。
もちろんそれぞれの考え方を持っていて、自分のものと違う場合もある。
非常におもしろいです。


またヒグマをはじめとした保護管理システムもしっかりしていて、これも非常に勉強になります。
いかに一般人が危険であるか(ヒグマよりも一般人の行動の方がどきどきさせます)や
農家の方の精神的な脅威、など、実際にそこに行かなければ分からないことも沢山です。
テレビを見ていただけでは分からない部分を沢山知った気がします。
まだ、ほんの一部でしょうが…。


前回の知床岬でお世話になった番屋の方が今回行った際、私を覚えていてくれました。
前回の番屋生活では色々お話もできて、漁師の生活の一部を見えた気がしました。
よくいくゴハン屋のおじさんも、さすがに毎年よく行くお店なので覚えていてくれました。
また今回は岬までの船に乗せていただいた方も親身にしていただけて、こうした地元の方との交流はとても楽しく、これもまた普段では得られないものを得ている気がします。
はじめのころはなかなか地元の方と交流する機会がなく(センターのスタッフは地元出身の方でない場合が多いです)今回は交流する機会もあってよかったと思いました。
船の方とは3月に行ったときは船に乗せてもらって酒で祝ってもらう(合格した場合)約束もしました、たのむぜ、おっちゃん!


こうしたヒトとのつながりが、また行きたい気持ちにさせる大きな部分を占めています。
動物が見たいっていう単純なもの一つですが。


とりあえず、良い旅、よい滞在でした。
感謝でいっぱいです。
また行きます、知床はやっぱり大好きな場所です。
写真は船から見たヒグマです。
野生のヒグマはやはりきれいだなあと思いました。
決して危険な動物ではないと思います。勿論危険は危険かもですが、凶暴そのものだったら
もっと事故おこるはずだよなあ。。