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先月の骨サミットの時にやっと手に入れて
電車移動時などで読みつつ、やっと読み終わりました。
- 作者: 遠藤秀紀
- 出版社/メーカー: リトル・モア
- 発売日: 2011/07/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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もう、はっきり言ってこの先生の本を読んでこんなに骨狂いになったようなものです。
遠藤先生の本はとても読みやすくて、おもしろい。
(個人的には「解剖男」「遺体科学の挑戦」が好き←タイトルがすでにすごいですけど…)
新しく本が出たと聞いてそりゃあ読みますよ!
やっぱりおもしろかったです。
ちょっと研究室に行ってみたくなってしまう。でも、この情熱はすごすぎます。
学生の時に読んでいたら…いや、きっとその頃じゃあ分からなかったかもしれないなあ。
遺体(先生は死体と呼ばず、遺体と言います)を廃棄されてしまう事への憤りや、遺体への科学的な意義
標本として「今研究しているもの」以外もすべて残すべきだ!ということ
当時(岐阜に来てしばらくした頃)にはどストライクな話だったわけです。
もろ影響を受けてなんでも標本に残そうとしだしたわけです。
死なせてしまう動物の方が多い現実、死んでしまえばゴミになってしまう現実に抗いたかったところだったわけです。
先生の本を読まなかったら、こんなに骨作ったりしていないでしょうなあ…
何かのしゃべりを頼まれた時も、先生の本から引用した一文なんかもありました。それくらい影響大。
いつかお礼を言いたい!と思いつつ
実は割と近い(ごく近い友達は割と近い仲とか、学会でもご一緒しているはず…)はずなのですが、もう神様みたいな感じなので
声をかけることすら恐れ多い…!
それでもいつか。
こんな風に影響を受けている人はきっとたくさんいるはず。
せっかくなので追記
「遺体科学「への」挑戦」と間違えてしまいました。
「遺体科学の挑戦」でした。失礼しました。
- 作者: 遠藤秀紀
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 単行本
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前職場ではこの本の冒頭をコピーして、自分の机にはっていました。