なんと、こんなに(結局考え直したらほぼ一か月でした)通い続けたのに
孵化脱出はびっくりするほど一瞬で終わってしまいました。
9月10日18時15分過ぎ。
終わったのはものの数分だったそうです。
見えず……


17時半ころに軽くチェックして、いや〜まだだよねえ?兆候ないし、明るいし
ごはん食べたらもう一回来よう、といったん帰宅しました。
そうしたら18時すぎに友の会メンバー(笑)から緊急連絡が!
「いまでた」とだけ…!


あわてて急行、いや、きっと頭だけ出していて、これからだろう。
今もぞもぞしているんだろう。ついに、ついに来た!
なんてワクワクしながら向かったら(車止めたら手前にいた車もメンバーだった)
「もうみんな行っちゃった」
な、なにーーーーっ!!


ほとんど分かりやすい兆候もなく、急に出てきたと思ったら、わらわら―っとあっという間に行ってしまったとのことでした。
予想以上のあっという間
これまでの流れと違う…!
これは、そのタイミングで居合わせないと到底無理だ…


憧れのわらわらと出てきて次々と海に旅立っていく光景はまたしてもお預けとなりました。
あーーーくやしい!
でも、こんな市街地の人工の浜で、人知れず(いや私は見たけど)産卵し、夏祭りの喧騒や船漕ぎの練習、そんな中でも卵がダメにもならず、そして孵化脱出していった
それだけでも、なんだかずっと見てきた分「無事でよかった!」と思えます。


さすがに一か月近く、入れ替わり立ち代わりで色々な人と交流していたので
なんだか謎の友情!?が生まれているかのようです。
また来年、別の個体が上陸産卵するかもしれません。
その時にはまた集結ですね!?



頂いた写真です。
あ〜これよこれ、しかも明るいうちに出るなんて!