クロサンショウウオ


合間を縫って某新潟へ調査バイトへ行ってきました。


今回は両爬哺調査なので、いつもの鳥類調査とスタイルが違います。


鳥類調査は基本的に定点。
見晴らしの良い定点で朝から夕方までず〜〜〜〜と空を見ています。
(一時間のうち50分は双眼鏡を見ていろといわれたことも…)
主に稜線沿いを見る感じになるのですが、点みたいな鳥が出ると
種類はもちろん、記録種(指定されます)であると雌雄、成幼、欠損などの個体識別、行動ルート、などなどを時間とともに地図に落とします。
この季節はハチクマやサシバなどの夏鳥もいたりして、非常に紛らわしい季節でもあります。暑くて干からびそうだし…。
まあ、ちゃんとやらないと調査にはなにかしらの工事やらの計画が付いてまわるものですので、きっちりやることでまれに計画が変更になるそうです。貴重種の重要区域だったりすると。


で、今回は両爬哺。歩き回ってひたすら両爬をだし、哺乳類の痕跡(足跡、食べ跡、糞など)を探します。
基本的には好きなので、楽しく作業ができました。
ツキノワグマカモシカ、アカネズミ、リス、イタチ、タヌキ、ハクビシンの痕跡と
ヒバカリ、シマヘビ、アオダイショウ、ヤマカガシ、カナヘビシュレーゲルアオガエルモリアオガエル、ツチガエル、アマガエル、ヒキガエル、トノサマガエル、クロサンショウウオなどがおりました。
豊かな土地ですね。コウモリも数種の音が入りました。
もとが鳥屋なので、鳴き声には反応してしまいます。サンコウチョウクロツグミキビタキオオルリなど夏鳥もさかんにさえずっていました。
とりあえず暑かったけど…。


学校では机に張り付いているのでこうした調査バイトは本当に私にとっては
すばらしい息抜きとなります。
日本のよさを知る機会でもあります。
もちろんマイ箸も活躍!でした。