ito_kei2007-05-07

無事病院実習終わって帰ってきました。
早速もう今日から仕事ですが(内容的には同じだ)


そう、内容的には今の病院の日常業務とそんなに変わりはありません。
少しやり方が違う、こういうときこういう薬を使う
こういう説明のしかたをする
飼育指導とか
そういうちょっとした違いは、それでも今の病院だけにいると凝り固まってしまう可能性もあるので
「へ〜そういうやり方もありなんだなー」とか
色々勉強になりました。
糞便検査で出やすいものが違っていたり(マンソン裂頭条虫がよくでます〜)
フィラリア陽性率も全然違うし
まだまだ外飼いがあたりまえであり
そういう日常の飼育の形態の違いも非常に勉強になりました。
今の職場が「当たり前」じゃあないんだなあ、と改めて実感。



看護士さんも、院長もみなさんとってもよくしていただけて、楽しく過ごすことが出来ました。
雰囲気もとってもいいなあ。
「一切口出ししないで」っていうところとか
「どんどん手伝って!」ってところとか
今まで色々な病院で実習してきましたが
有資格者でもあるし、どんどん手伝わせてもらえました。こういうのありがたいです。
感謝、感謝です。
夜はこれまた色々なお話をしましたが、今の私にとっては非常に有意義でした。
むしろこっちの方が私には大きいかもしれません。


「野生動物をやっていきたいと思っている身である」という意志ははじめから伝えてありました。
でももう「野生動物をやりたい」という曖昧なことばではなく、どこでそうやってやっていくべきか、それはなんでか。みたいなもっと具体性を持って進んでいくべき時期に来ているんだと改めて思いました。


ああ、そうだよな。もう学生の夢希望じゃあないんだ。
自分で動くべくしていかないといけないんだ。
誰かが道を示してくれるのを待っていて「手伝います」ってのはもう自分じゃないんだ。
と実感しました(今更ですが…)



「どこでどうやって」
「開業なのか、勤務医なのか」
「どこまで出来るか」
「どうしたいの?」
「なんでそこでそういうことをしたいの?」
「なぜ奄美なの?」
「本当にできるの?」
「私に出来るの?」
「私にどれだけの力量があるんだろう?」
「自分のやるべき部分、任せる部分、全部一人で抱えようとしたら絶対できないよ、ということ」
などなど、正直ためていた不安を見抜かれたようでした。
そして自分自身にも「自分に出来るのか」という部分に今は非常に恐れている部分であると改めて思いました。
こういう突っ込んだお話はもしかしたら卒業して以来なのかもしれない。
それだけ真正面から対峙してくれたということ。


とりあえずかなり君はキャラが強いね!
色んな先生からすすめられるだけあるね!
と太鼓判(?)を押されました。


色々な部分で褒められているとうか、試されているような感じ。
でも力量を見られているような気持ちでした。
このままうずもれていくか、どこかで「あいつやっぱりやってるよ」と思われるか。
でもきっと期待もされているはず。
私を一人の人材として扱ってくれていたようでとても嬉しかったです。
なかなか突っ込んだ質問にどう答えるか?とか
かなりアタマ使いました。
(即座に出ないんですよ、これが…)


でもおかげですこし進むべき道を考えるきっかけを出来た感じです。
何よりまずは手に職なんですけどね。
(上記のお話は「手に職ありき」ですので)


祝日中ということで、午後は休診であるということで
1日目は近所のお祭りで流鏑馬を見て
2日目は琵琶湖をサイクリングしてきました。
いずれの写真もおってのっけていきます。