ito_kei2008-06-18


まさにその通りのお仕事に就くことになりました。
「野生動物にかかわるお仕事」
あくまでも獣医師としてではなく、事務員としての職です。
でも、獣医としてよりもいろいろな面を知るためにも事務職として就くことでよかったと思っています。
(そう言えるような日々を送ってこそ、なんでしょうが…)


職場は野生動物の救護センター
救護は学生のころから興味もってかかわってきていたことで、やりたいことでもありました。

ただいきなり野生動物相手となると、多種多様な相手に治療なにもかも初めてになるよりかは、一般小動物を先に基礎にしようと思って動物病院勤めをしていたのでした。
研究室も臨床とはかけ離れたところだったので、授業でしか注射ひとつしたことないのに、と。
鳥が診えるところをはじめこだわっていたのも、救護では鳥が大半を占めるから。
もちろん救護動物を受け入れている病院に、というのも全然アリで探していました。
もうしばらく基礎固めしてからと思っていましたが、タイミングというもので。
今のタイミングでなかったら、事務員募集を見てもスルーしてたかもしれない。
編入とか経ると余計なのか、獣医ということに妙にこだわってしまうところがあったりします)


学生の頃から…と言っても、実際神奈川とかで救護施設にそんなに行ってたかというと、そうでもない、むしろ全然。
だから偉そうにNGOで救護とは云々と解説してる割に実践経験が少ないのでした。これじゃあただのあたまでっかち。
これは本当にまずいと自覚してたこと。
種はわかってもケアができないんじゃどうにもなりません。
だからこそ、いきなり治療側(獣医として)よりも何よりもリハビリや日常ケア経験が必要と思ってました(側としては同じなのかもしれませんが…微妙なところ。こんなところを気にするところもその「妙なこだわり」たるところ)


「やっていけるのか?」って生活もしていかなきゃなので、そういう意味でもあります。
儲からない儲からないと否定されがちな「野生動物関係」でどうなるんだろう?と(儲かるこたないとはわかりますが、それ以上に生活苦になってしまう可能性もあるわけで)




なんていろいろ書いてみましたが、まだ三日。
一日の流れを覚えたりするのにいっぱいです。
相手は弱いところを見せようとしない野生の生き物。ちょっとした変化も見逃してはいけないし、うっかり忘れたなんてことで命を落としてしまいかねません。
早いところ覚えること覚えて、自分で動けるようになりたいものです。