寝ぼけて書いてた(覚書のような…)ので、すみません、修正



「無駄に熱い」の次は、「アグレッシブ」と言われました(苦笑)
ここにいると、多分そう言われても全く不思議じゃないです。


まぁつまり積極的な治療行為…治療という言葉を使うのもってのも含め(ダメ元でも知見としてでもやる)手をだしたがりってこと。


もはやいい意味なのか、「勝手にやってちょ」なのかも分かりませんが。



鳥の骨折の場合、注射の針を使うことがあります(相手が小さい、軽い)

中が空洞の骨の真ん中に針さしても、軸転には対応出来ません(ストローに針金通してるようなもの?回転はする)またスコーンと抜けてしまうこともありえます。大きな鳥なら少ししなりをかけることで軸転や抜けは防げるそうな(注、未経験)
二本入れたり、創外固定(いわゆる副木的な)したりもいろいろありますが
相手が小さいととにかく出来ることは限られてしまう。


それは確かだけどね。
「針だけだとすぐ取れちゃうからやらない(この時点で治療行為しないって言うこと)」
「針だけ入れて取れたの何回ですか」「二回くらい」
「針取れなかったの何回ですか」「ない」
「それは暴れないような包帯や真っ暗にして動かさない努力をしてますか」「してない」

……これじゃあさ、「過去の経験を元に針をさすだけの骨折治療はしたってはずれるからやっても無理」って結論つけられないでしょ。たった二例て…そりゃ針さしただけで暴れさせたら抜けるわな。


少なくとも、ここ一年自分がやった数例(たったの5例程度だと思う)は、針が抜けてしまったことは一例もない。
これも事実。
でも、本当にたったこんな数。


これでは、含蓄ある経験者の意見を元にやりませんでした!という気持ちにはなれない。
それこそ外部の含蓄ある経験者のアドバイスを元に自分もやってみるしかないじゃない。



「いきなり右も左も分からない状態でやってきたんだ!知りもしないのに外から言うな!」っていう変なプライドと意地みたいなの。でも、実は内容はやはり前時代的なとこは否めないし、申し訳ないけど…経験値は決して多くはない。


それをさらに見よう見まねだけして来て、現場のスタンダードだと思い込んで、いかにやってる内容が「前時代的か」に全く気がついてない、あるいは「野生動物だからそこまでしなくていい」となめてる。 基本的には治療はしたくない気持ち。数例の失敗程度で諦める。
でも、外から見ればそういう経験数とかはわからないから「専門施設に勤務している専門家」って話。


現場のことは完全にお任せで、「専門の獣医師が的確に診断治療に当たってる」と(ある意味信頼)信じ切っている
他の施設との内容レベルの違いに関しては…知らない。




アグレッシブにもなるさね。やらなきゃ勉強にならないんだもん。ここでもらうアドバイスが全くアドバイスに足りてないんだもん。
最初は「そうかー!これがスタンダードなんだ!」って目を輝かせてみてたけど…メッキだったことに気がついてしまった。



個体の救命にばかり目が行ったらだめなのはわかる。
もっと全体を見ないとわからなくなることもたくさん。
救護という以上、あっちから自然界の何かを抱えてやってくる
わざわざ捕獲調査もしなくてもやってくる
それこそアグレッシブなほどに、そこから何かを得ないと意味ない。
日常のタヌキの治療をないがしろにして、クロウサギは出来ない。
普通のスズメでトライしてみないで、ルリカケスの異常には気がつけない。



とりあえずまあ、「アグレッシブですけど、何か?」てところなのかしら。