学会対策
飼育されている猛禽のこと
話したり、調べたりすればするほどに分からなくなってきてしまった。


犬猫と同じ、10年以上生きるはずの動物はどこに行くの?
次々と繁殖・販売されているけど、増える一方にはならない、どこに消えているの?
ソールドアウト!ってたくさん付いているけど、どうなっているの?
すぐ使えます、すぐ飛ばせますって書いてあるけど、本当なの?
野生より寿命が長い傾向にありますって書いてある一方で
10歳です!20歳です!って子をめったに聞かないけど、どこにいっているの?



こんなにもあふれているなら、逃げちゃったらやっぱりあぶないよって言わざるを得ない
でもそれと見分ける技術はこっちにはない
それを言えば、積極的に協力してくれる人はなかなかいなくて
敬遠して、距離が出来る
商売にならなくなっちゃうし、当然と言えば当然。
把握はどんどん出来なくなってしまう。
いつまでも溝は埋まらないまま、生態系にも影響は出てくるだろうし、解決にならない
ずーっとこのままなんだろうか…と思ってしまう。
今そのままに、「知らん!」なんてことは絶対にしたくない。
やっぱりそう(「知らん!」となる)は思わない。


ずっとこのままというより、めちゃくちゃになってやっともっと厳しい法整備になってしまうじゃないかと思ってしまう。
アライグマとかだって同じ。ずっとやばいよって言ってきたけど、全頭捕獲なんて到底できない状態になって初めて特定外来種になる。
多様性保全といいながら、すでに多様性が失われている状態で今更…ということになんて十分になりうる問題。


うちの職場にそんな由来と思われる個体が来たというのも事実
それが自然に飛んできただけの珍しい種類だったという可能性だってある
「確定出来ないじゃん」って言い合ったら本当にきりがない。
遺伝子だって過去これまでに混じっててすでに分からない可能性だってある
自然に飛んできて、自然に交雑することだってある
突っ込みあったらきりがない。
今どこにリスクの可能性が一番あるのか、としか言えない。


話せばリスクは承知ってことになってしまう
こっちも気がつかずにリリースしました!
もっと言うと訓練してリリースしました!
実は国内の個体じゃなかったのに、丁寧に自活する訓練までしてリリースしちゃうリスクだってある話
多様生保全とかと逆行するような「やっぱり救護は必要ないどころか危ない」と言われかねない




目をそらさないで、逃げないでほしいなんて到底出来ないよう
もうそれ悪循環
後ろめたいこともあるからそらされる?
こっちも知らなさすぎることが多い
デリカシーのない発言なんて絶対たくさんしてる
そういうつもりはないけどそこをつつくことになる
自分の隠したいことは隠すことになる
解決は出来ないのか、和解みたいになるのは無理なのか
つつかざるを得なくなる



私自身も猛禽は飼おうとは思っているのは事実
ちゃんと自分の家族としてお迎えして、扱わないときっとわからないことが多い
でも一人暮らしのアパートで猫もいる状態で、じゃあ!って簡単に手は出せない。出さない。
10年20年先も世話出来る状態だと思えたときじゃないと、そんな安易なことは出来ない。



んも〜
ほんとに煙でそう!