たまに書いておりますが、変な症例・気になる症例が来ると
もうダメ
すぐスイッチが入ってしまう。
そればーっかり考えるようになって、気になって
夢にまで出る


どうしたらいいか分からなければさらに
ああした方が良かったんじゃないか、こうした方が良かったんじゃないか
よし、明日変えよう!とか
寝食忘れる勢いにまでもんもんとします
(注:そんなスバラシイ治療をしているわけではありません。むしろ分からなさ過ぎてショート状態
別にたくさん考えたところでナイスアイデアが出るわけではありません)
往々にしてよし明日と思うと、裏切るかのように状況が激悪化してたり死んでしまってたり、
ガックリ……なんてことが結構あるのでした。


うちの施設は搬入数自体は少ないので(他の県だと一日に何十とか聞くと…)
余計に一件一件に気持ちが向いてしまう
時間もスペースもある意味向けられるもんだし
帰らないといけないとか、家族がいるとか、早く施設から出てけとか、ある意味そういう制限が私自身にないもんだから
もーダメ。本当にダメ。
ある程度の割り切りとか、気持ちの区切りとかはもっと絶対に必要と思うのですが
どうもうまくやれない人…


その個体が好きで好きで、治してあげたい!助けてあげたい!というよりも
どうやって治療したらいいんだコレ!?に近い
こんな状態で治るの?
よそ様では治るときもあるらしい、なんでだ?
医療漫画にあったけど「外科医はすぐ切りたがる」みたいな
ダメだと判断つけるより、やってみたい
治してみたい
可能性が知りたい
(反面、もし死んだらどういう標本にしようかな…とかも考えてるえげつない思考)



ああ、モーダメ。
ちょっと久しぶりの搬入なもんだから、余計に自分でも
「あー、入っちゃってるな〜」と思えてしまう。
腕が痛いとか完全にどうでもいい
思えば右腕をかばったとか、動きにくかったとか、痛くてどうのこうのとか
全然忘れてる。
脳内麻薬だな。。