ito_kei2010-09-21


哺乳類学会も無事終わりました。
これで、野生動物医学会と哺乳類学会、毎年この時期の学会シーズンが終わった感じがします。
(10月に鳥類臨床研究会はあります)


久しぶりにマングースな研究者さんたちとお話ししました。
もうマングースをやってたのってずいぶん前なのに、私もしつこいな…
みなさんアタマいいっす。回転が速い。
なんだか付いていくのに必死でした…
それでもすごくおもしろい、刺激的でした。


「救護の人」という存在も哺乳類学会になると少ない存在です
医学会だと花形的な一方で、生態屋さんからするとかなり特異
居心地的には救護の人としては決していいものではないかもしれませんが
生態的な観点って絶対忘れたらまずい
そういう立場の者としても参加出来てよかったと思います。



多いのはいかに個体数を管理するか、減らすか
増えすぎる動物たち(イノシシやシカなど)
外来種(アライグマやマングース
そういうお話しがほとんどを占めますが
各自でGPSつけたり捕獲したり、あれ測ったりこれ測ったり
ど素人からみると、「各自」感がどうしてもあるように感じてしまいます。
派閥があったり、仲悪かったり 
あー面倒だなあ!捕まえるなら一気に必要なこと出来たらいいのに!
大学や各研究機関のお金も動くことですし、そりゃあしょうがないんですけどね。
「あの先生はねーダメだよねえ」とかお互い言い合ってるときとか
本や外の評価とは必ずしも一致しないものなのねえ…と
自分の目も養わないと、評価を誤りそうです。


飲み会続きの数日もなんとか終わり
酔った勢いでもらって帰ったヤガラの頭(魚。しかも結構大きい)の処理に追われそうであります。


写真は数日前載せた超及び腰の私がその時撮ったハブ
今だったらもっとビビる…怖いもの知らずって恐ろしい。