沖永良部から帰って早々、翌日からあわただしくしておりました。
午前はウミガメの死体がストランディングしているという話を聞いて、サンプリングや解体へ
そして午後は交通事故のクロウサギが来ているということで、これは報道させないと!と同行
そうしたらその個体、授乳中の個体じゃないか!


ご存知?クロウサギは穴を掘って子供を埋めます(蓋をするというか)
2日に一度、授乳に訪れて掘り返し、また授乳が済んだら穴の入り口を埋めて帰ると言います。
どこかに、まだいるはず…!
もしかしてでも、見つからないだろうか…!



事故現場がおおよそ分かっていたので、夕方行ってみました。
もしかしてでも、巣穴が見つかりはしないか。
帰らない母ウサギを待って、死んでいくしかない子ウサギを何とかできないか…


しかし道から一歩入ると獣道もすぐわからなくなり、全く分からない!
結構探しましたが、全くわからず
私たちはまだクロウサギのことを知らなさすぎだな…
どこかにいるかもしれない子ウサギは分からなかったです。




しかし、この時かなり無防備な装備で藪漕ぎをしてしまいました
(自分の車にはあれこれ積んでいたのに、別の車に乗って移動する…ばかばか)
夕方もいよいよ、虫も活発に出てきてしまいました
時間切れで道路に戻ったころが一番刺されたような…
そして各自解散の帰り道、一気に全身がかゆくなってきました。
どこがかゆいかポイントも分からない!
頭皮から背中から手足、体中かゆい!!
なんだか顔もこわばって腫れぼったい感覚になってきた。
まさにじんましん。
腕が疲れてきてもあまりに痒くて腕を休めることもままなりません。
ひえーーっ!なんだこれ!!どうしたんだよーーっ!


やっとこ道の駅でいったん休憩、一息入れると少し落ち着いたようでまだまだ痒い!
必死での帰宅
温度低めでシャワーを浴びて、やっと少し落ち着いてきました。
夜にはなんとか正常に戻ってきました。



複数個所を一気に刺されたことでのじんましんだったのか
疲れのピークでそういうのが出たのか分かりませんが
あ〜びっくりした!!
体の一部にじんましんが出ることはごくまれにありましたが、こんなに急に全身に出たのは初めて。


あそこまで普通の格好で虫除けもしないで藪漕ぎはやめよう。反省。
もっと強く反応が出ていたら、車で帰ることもままならなかったかも
ちょっとひやりとしました。



おかげさまで翌日にはもう全く普通でありました。
クロウサギの事故も大きく報道してもらい、これで少しは気を付けてくれる人が出てくれば。。
一頭じゃない、その後ろに子ウサギの命も奪われています。
間抜けな一日になってしまいましたが、少しでもこれからに繋がればな…