すっかり2週間前ですが、仕事帰りのトンネル通ったとき、隅にうずくまる子猫が目のはしにうつりました。
「え、ネコ!?っていうか生きてる!?!?!?」


あわてていったん出た後Uターン、やっぱり、いるし。でも、あのままでは出口にネコが戻れるわけない。
しかしどうしたらいいの

たまに、ネコがトンネルの中で事故死しているのは見ることがあって、もどかしい思いに駆られることはある。
あのままだったら、絶対そうなる。
あの時の子猫が死体になって翌日見るなんて嫌だし!!


結局2往復した挙句、車降りて走って追いかけて捕獲。
パッと逃げた時は生きた心地がしませんでした。
慣れていない!?お願い!捕まって!!言い聞かせるように説得して、むんずと首のうしろを捕まえた時は
心底ほっとしました。
しかも車にキャリーを積んでるところが、出来すぎでしょ…



トンネルでおびえていたのも、一晩で落ち着いてきて
シャー!と言っていたのも怖かったからか、ふっと触れる撫でれるようになったら
すっかりゴロゴロちゃんになりました。
そりゃあ、こわかったろう。


実は首輪をしていたのですが、チラシを作り、保健所等にも連絡するも、今のところ反応はありません。
まだ飼いはじめて間もないであろう子猫、
うっかり帰らないにもほどがあるでしょう…
外に出していた人なのか、あまりきっちり飼うという意識のないままだったのか
こんないい子を、探さないのかな。




天真爛漫、人見知りも、猫みしりもしません。
とりあえずは、しばし我が家の居候
(鳥4、ネコ3、魚複数……)



またしてもやってきた小動物に動揺する猫たち…

みつき先輩はもうベテランなので、子猫一喝、あとはマイペースで近寄らせません。
さつきはめちゃくちゃ動揺し、しばらく出てこなかったりシャーシャー言ってましたが
少しずつ近づいてきました。


誰が来てもマイペース。
さすがであります。



さつきは興味津々、でも動きの派手な子猫に戸惑っておりましたが

今はすっかり、であります。
見ているだけで萌え萌え、癒されております。
まあ、激しくじゃれ付かれてますけど…
憧れ猫団子がここで見えるかも…!



飼い主さんが名乗り出なければ、譲渡の道に行きます。
よほどよほど、うちに来るかい?と過る気持ちはたくさん。
だけど、こんないい子はどこに行ってもかわいがってもらえる。
チャンスのある子は、もっともっと大切にしてもらえるところに行かねばね。
(と思いつつ、考えるだけですでに泣きそうになる)



外にネコを出すということは、こんなリスクも伴うということ。
交通事故にあったら
ネコも悲惨
轢いた車の人も気分悪い。
それを見た人の気分も悪い。
それを回収する人の気分も悪い。
トンネルじゃあ、なおのこと。
そんな思いをネコにも人にもさせちゃいけない。
あと一歩、あと数分でこの子もこの世にいなかったかもしれない。