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今日は１日森林再生事業としての苗木が育つように、な作業をしました。
もっとちゃんといえば、「知床100㎡運動」今の名前を忘れてしまいましたが。ナショナルトラストのはじまりです。一般市民が土地を買い取り、開拓跡で伐採されてしまっている場所を元の森林に戻そう、というものです。
それで苗木を育てています。

つまり除草、草刈りです。まだ小さな苗木もあったりしてうっそうとしている雑草のどこにあるのかわからない位でした。

これはまだ苗木も大きいので分かると思いますが…

探しては、周りを刈り込む作業や、ある程度育っている苗木の区画は区画まるごと木以外はすべて除草です。
区画、というのは、シカがあまりに多いので防鹿柵で囲ってあるわけです。区画の周りはシカがうろうろしてるから短く刈った芝生みたいなのに、シカの入れない区画内は雑草ぼうぼうです。
でも作業の結果が見違えるほどにわかる除草作業はけっこう好きです。土まみれほこりまみれになりますが…。

こんなさっぱり！

今日は北海道とはいえかなり暑く汗だくでしたが、夢中でした。
しかしサシバエに腕を刺されまくって今熱いし痛いし痒いし今後しばらく治らなさそう。私ばかりが狙われたような…。他の人はひとつも刺されていない…なぜ…。

何十年後にこの苗木が育って知床の自然の一部になればと思いました。
長い長い道のりです。

夜は動物探しにちょっと車ででてきました。シカは当然、キタキツネが数匹見えました。若い個体が多い。今年生まれの独り立ちしたてでしょうか。「観光キツネ」にはなってはいないみたいですがあまりヒトを気にしていない様子。ネズミをくわえてたりしました。シマフクロウやクロテンは夢のまた夢ですがいつか写真におさめたいですね。
トラツグミが鳴いていました。久しぶりに聞いた声でした。