シロマダラ

全く関係ない話で恐縮ですが…

最近の若い人(こんな表現をしてしまうのはなんですが…)は社交性が少ないのかしら?
研究室の下の学年の人との交流が年々少なくなって来ている気がします。
なんか、もっとお互い普通に会話して、研究の悩み話し合って、みたいな雰囲気が減ってきている気がするような。。


私はサークルで、集まりがあると卒業した先輩なんかも来て、
はじめは挨拶にまず行け!というのが教えだった。
最初は緊張しても、むこうも気さくで色々な話が聞けたりして、結局先輩と話すってことは
とても良かった。と思っている。
よく馬鹿話もしたものです。
挨拶に行くのは当たり前だと思っていたし、礼儀だと教えられていた。
それはどの場面でも同じだととらえていた。


最近は(注;嫌われているわけではないだろうけど…。ビビられているフシは…)なんだか
そういう馬鹿話もすることが下の学年とは激減している気がする。
例えば研究室の先生とも、お酒を介してくだらない会話の中に、まじめな話が交えていたり、論文の話が交えていたり。
まじめに先生、お話が!って対峙するよりよっぽどいい気がして、よく後輩には勧めていた。
けど今はなんだかさらりとみんな帰ってしまう。
緊張する、なんだか萎縮する、遠慮する。気持ちは分かるけど。。
研究室の先生と学生の距離が昔よりある気がするのは、そんな機会が少ないからだと思う。


なんだかそういう「処世術」なくてもいいのかな?


また、野生動物をやっていきたいと思っていた頃はなにもなくて、なんでも話があれば飛びついていた。講演やシンポジウム、なんでも参加した。
とにかく餓えていた。(それも更に昔に比べたらあったのでしょうが)
そのうち興味の方向も見えてきたってもので。
今はもう、そんな情報はあふれていて、はじめから「選んで」いける。
まあいいや、バイトあるし、とかでもなんとかなる。
だって情報がそこに沢山あるから。次の機会があるから。
そういう意味で優先事項も昔と違う気がする。
バイトよりも、講演行きたかった私。
公演よりも、バイト入れちゃったし…な最近。
なにがなんでも!なハングリーな感じを持っている人に出会うことがとても少ない。


なんだか最近の人たちをみて寂しい私でした。
ちょうど自分あたりが、うちの学科で野生動物をちゃんと扱いだしたり、野生動物医学会が盛り上がったり、なんかそんな境目だったから余計に感じてしまうのかもしれない。


それとも自分が濃いだけで、熱いだけなのかな???
ワカラヌ…