鳥屋の戦利品

瑠璃色な方

ワタクシ一応、はじまりは鳥、バードウォッチングからでした。
つまり、鳥屋です。
(こういう世界では、○○屋、と分野わけで呼ばれることが多いです。)


大学でマニアックなサークルに入り、そこは「鳥班」「哺乳班」「昆虫班」などなどと
班に分かれて活動しているのですが、勿論哺乳類なども好きだったし、単純に「色々見たい!」という心がそこで実際に見に行ける環境にあったおかげで守備範囲も広がりました。
今では奄美では両爬屋さんと間違えられるほどに…。
(あれだけハブ見たいとかヒャンに興奮してたらそう思われても仕方ない)


虫屋さんは、大抵が採集して、標本化することがほとんどです。
お持ちかえりってやつ。


哺乳屋さんは、すぐに哺乳類って見えるシロモノではありません。
ほとんどが痕跡です。
で、お持ちかえる場合もあり(痕跡、糞とか、毛とかです)。
また、骨なんかも集めたりします。
私もイルカの頭骨やマングースの頭骨なんか、持っています。


両爬屋さんも死体をお持ちかえり標本化もある方。
はては飼育もある方かな?


その中でも、鳥屋さんは比較的お持ち帰り品がありません。
骨もそんなにないような?(交通事故で死んでるとかもそんなに哺乳に比べてないような?というかぺちゃんこだし)
そんな中で鳥屋さんのお持ち帰り品といえば、羽です。
死体を見つけたらまず羽を引っこ抜く!
それが鳥屋です。
(違う方。すみません。)
死体を前に「かわいそう〜」でなく「うほ〜」と引っこ抜く姿はかなりのあやしさがあるでしょうね…


こだわりの方はかなり細部にまで羽を採集していたり、部位(風切羽とか)わけしたり、と相当のこだわりがあったりします。
私は適当な方なので、いいもの(この場合色がきれいだとか)だったら一応図鑑にはさんでみて、うっかり風に飛ばされたりとかしています。
気が付いたらカバンの中でぼろぼろになっていたりです。
その中でも超貴重!なものはちゃんと保存しています。
カメラテストも含めてちょっと貴重なものでも。

奄美大島にて拾ったヤマシギの羽、といえばあれです。
過去一回車に忘れてしまった経験あり。もったいない…


知床で拾った某大型猛禽のものです。
法にひっかかってしまうかもなのですが…
写真に入りきらないほどでっかいです。
トビの何倍か。。

これも奄美で拾ったもの。
きつつきですよね〜…ってことはあれですよね〜
きつつきの羽は基本的にきれいなので結構拾います。


タイトルの写真も奄美で拾ったものです。
羽集める方には涎モノでしょうか。
超貴重でしょう。
これも法にひっかかりうるので、譲渡はできません。
(拾った本人ならいいはず)


数少ない私の戦利品でした。

卒論発表や論文作成でパソコンに向かいっぱなしになってしまうので、
息抜きの変わりに日記かいてしまう最近です。
写真はリバースリングを使ってみました。
よく見ると多分にピンずれが…難しい…