父の肖像

世間の荒波にもまれる最近ですが、
野生動物に関わってやっけいけるか?なんて思いつきでつけたタイトル通り
荒波っぷりがいかんなく現れていると思うこのごろです。
でも荒波の度に自分の将来ビジョンはまだ曖昧であることも分かります。
今まさにかわっていっている救護のシステムもある。
自分がもう少し技術を伴って、発言力が出来た頃、どうなっているかもわからない。
まるで変わらないところも沢山あるだろう。
そこを変えられる様になりたい。


やんばるで夏に作業をしに行った時、指揮をとってくれていた先輩獣医師の方がこう言っていました。

「やらない理由はいくらでもある。やる理由は一つ。心意気だ!」

すごく素敵な言葉だと思いました。
実際に様々な活動をしているヒトだからこそ、さらに言葉に思い、重み、あります。
その人はヤンバルに生きる野生動物のために様々な活動をして、猫の飼養条例までも作ってしまった(勿論一人の力じゃないですが)やれば出来るということを事実として見せてくれる、人生の先輩であります。
ヒトも、野生動物も、猫も。みんな大切、と。
ひっきりなしに電話がかかってきている姿から、きっと過労死するであろうと私はふんでいます。
私が就職相談したとき、「まあ、なとかなるっしょ〜」と沖縄で〜げ〜文化をいかんなく発揮した発言をしてくれました。


夏は一緒にきっとお金にもならないであろう土木作業を私たちと一緒にしていました。
(先生、病院は…?)
そんな父(注;実父ではありません。通称)の後姿。