動きはや…


短い実家生活を終えて、藤沢に戻りました。
急いで引越しの準備をせねばなりません。
間に合うのか?ってかこの9年分の物量はいけるのか!?


以前書いたシマフクロウのお宿の余談?でも。


おかあさんは書いたようにすごく優しく、ひとがよすぎるくらいの人でした。
おとうさんはちょっとがんこそうな感じ。
ビジターセンターから来たと言ったところ、普段やはり環境省から勧告を受けているせいか
あまりいい顔はされませんでした。
「見に来もしないでやめろやめろというから○○は嫌いだ」なんて発言も。
でも、話せば別にいじわるなおとうさんではないので、結構おはなししました。


簡単に言えば、見にきた人はやっぱりこういう場で話すこともあるから、「あいつはいいやつだ」なんて感じになってたり。
そしてちゃあんと覚えているところがさすがです。
釧路の○○は見に来て、「これはすごいですねって言ってたぞう、環境省のやつなのに」
「斜里のあいつはいいやつだ」とか
ビジターの○○も見に来たんだ、とか


やっぱり、実際お話して双方の意見を聞いて理解しあうことって大変だけど大切だなあと感じました。
おとうさんも、ただシマフクロウがすきなのです。
儲けるために利用しようなんてつもりもない。
ただ毎晩のようにきてくれる、この野生動物に愛着を持っている、そんな感じです。
だけど周りがどんどん色々言ってきて、そんなつもりもないのに悪いことをしているかのように言われてしまうのが納得できないような、そんな感じ。
(給餌をやめろといわれることに対してです)
繁殖実績や、他の給餌している場所をほっておいて(かどうかはワカリマセン)うちばっかりやめろというのに、実情もしらないのに何が分かる!そんなかんじ。

なにごともはらをわって話すって大切だし、頭ごなしに言っても聞くわけないよなあ、と
改めて思いました。
環境省のいいたいことも分からなくもないけど、一辺倒すぎて、
おとうさんの気持ちは素朴なものだけど、相手は超のつくほど貴重な種で。


ヒグマ対策で農家さんとお話したときもそうだけど、「話す」って大事だなあと思ったのでした。
おとうさんも何気なく無口な感じですが、話すと色々教えてくれました。
羅臼に金がないのはやり方が悪いからで、斜里のセンターがあれだけできているのは金儲けがうまいからだ!いつまでも斜里はスタッフにあふれていて色々出来ているのに」なんて言っていましたが…それはなかなか難しいのですよ(苦笑)


写真は不思議な感じに撮れたものです。
1/4でシャッターを切っているのでこうなりました