卒業式

似合いませんが・・

まとめて後で書いていますので、毎日更新というのもいまいち嘘っぱちになってしまいましたが…
さすがにあわただしいのでどうしようもありませんです。


ついに自分の卒業式でした。
人生初めて袴を着ました。
うう、苦しい…
大学の桜もいい感じに咲き始めていたし、すごくいい天気でよい卒業式の日を迎えられました。


研究室の先生に、お礼にマングースはんこを作っていただいたところにお願いしてライチョウはんことヤチネズミはんこを作ってもらってプレゼント!


とはいえ、やはり国家試験で引きこもり→旅→実家→引越し準備となっていたので
友達と会うこと自体久しぶりで、一気にいろいろな友達と会うもんだから
興奮してしまいます。
きゃあきゃあわあわあと写真撮り合って、
なんだかあわただしく、「じゃあ、またね〜」っていつものようにわかれたかんじ。
まるで来週の授業ね、みたいな。


でももうそうそう会えないヒトもきっとたくさんいるんだろうな。
今はネットなんかでもつながっていられるから、そんなに感覚としては薄いかもしれないけど。
友達はどれだけ離れても友達だし。
何年ぶりになっても多分普通にひさしぶり〜と興奮するのでしょう。


思えば去年の卒業式の方が、仲良かったヒトがいなくなってしまう、という寂しさが大きくて
泣いてしまいましたが、今回は泣きませんでした。
濃い時間をすごした研究室の友達は確かにどちらかというと去年卒業したヒトが濃いかもなあ。


長い長い9年がやっと終わりました。
獣医になりたいと願い続けてここまできました。
学科の実際は夢見るものとは違っていたものもたくさんでした。
でも迷いつつも、ココまでこれました。
本当に両親には感謝です。


思えば、名古屋公園で母と鳥を見に行ったときに「麻布って知ってる?」と話したのが、親に獣医への意思を示した最初(それまでもまあ、言ってたけど)だった気がします。
明確にそういう大学へ、と思い始めたころです。
高校のころ。かな。
獣医になりたいと言っている友達も結構いたけど、難しいから、などなどで残ったのは2人、
私と、仲良かった友達。
今では友達の方が先に獣医師になっています。
あのころは、本当に普通のコンパニオンアニマルの獣医になりたいと思っていた。
畜産の学科に入ったころから編入を考えてて、それでも4年になるころまで野生動物にこんなに関わるとは思ってなかった。
野生動物はあくまで趣味で、と。
傷病鳥獣救護の世界を知って、当たり前のように惹かれていって、いつのまにかこうなってしまった。
遠回りをしなかったら、本当に普通の獣医になっていただろう。
そう思うと、遠回りしてよかった。
たくさん知り合えたヒトも出来て、いろいろな場所へ行って、いろいろなものを見て。
決して遠回りは無駄ではなかった。
(金銭的にはまったく別問題です。娘がもう一人半くらいいるようなもんです)
これだけたくさんの場所へ行って、経験したものをどうこれから活かしていけるか。
そういう機会はあるのか。
まったくわかりません。
でも、今までの学生生活は無駄ではなかったといえるようにならなくては。


やっと、タマゴになれたって感じでしょうか。