バイト生活

動物病院勤務(バイト)に復帰して数日がたちました。
病院によっていろいろ異なるルールみたいなのもなんとなく把握できてきました。
まだ数日ですが、予約制の病院であるので割とせかせかせずに、一件ずつきちんと診療できて、疑問質問もゆっくりできます。飼い主さんともたくさんお話ができます。
少しずつですが、リスタートも無事できました。
ここなら、大丈夫かな。
と思えています。
(おっかなびっくりな部分はありますけどね。前回もそう思って入ったはずなので)


不思議なことに、この病院の院長とは知り合いだらけであることが決まってから次々判明しています。

この病院になったきっかけは偶然知り合った獣医師の先輩が紹介してくれました。
いい病院あるけど、どう?と。
8月はじめごろのことでした。
まずはその病院院長の更にまとめている系列の院長S先生にお会いしました。S先生に挨拶お話して、病院紹介してもらう。そんな流れです。
S先生には前の病院の事情も正直にお話しました。非常に自信喪失状態であることも。
とても暖かく受け止めて、「大丈夫!次の病院はおすすめするから!」とはっきり言っていただきました。
些細な言葉でも、事情を話した上で、敬遠もせず大丈夫と言ってもらえるのはとてもありがたかったです。

沖縄もよく行きますよ〜なんて話していたら、「沖縄行くんだ、じゃあもしかして○○先生知ってる?あれ、うちにいたんだよ」
○○先生はやんばるでいろいろ活動した際お世話になった先生です。もう知ってるもなにも!
○○先生はとても精力的に救護活動もしています。そんな先生が出た病院であり、今もよく連絡をしてるとのこと。
本当にびっくりしました。
ちなみにS先生の病院にはこれまた偶然、私の大学同期の友達(というほど親しいかは疑問…)のお姉さんが今はお勤めでした。


その日のうちにS先生の車で紹介してくれるという病院(つまり今の職場)へ。
着いたとたん
「この子ね。よろしくね」
「あぁ、はいはい。構いませんよ」
なんて本当にあっさりと受け入れでした。先にはなしが行っていたようです(ヒトがいるってだけですが…S先生と軽くお話した、これが面接みたいなものだったようです)
私自身がよくわかってないし…!
むしろ私があわあわしてたので、まずはじゃあバイトでお試ししてはどうですか?とむこう(今の職場院長)から言ってもらえました。
実習しばらくしてから、なんて考えていたのに恐ろしい流れ。



今のバイト先病院の院長は、元々サファリで働いていたそう。
この辺でもしや…なんて思いつつ、黙ってたのに後日
「なんだ、君の研究室の先生知ってるよ!」
…やっぱり。動物園関係には強い強い先生の元で研究してたおかげでこんなとこにもつながりが。
思わず研究室の先生に確認しましたが、知ってるとのこと。
サファリ勤務を経ている分、私が野生動物に強く興味あることも全然理解してもらいました。


更に。
よく青森下北の猿を見に行くとのこと。下北サル調査自体私は参加していませんが後輩にすすめた覚えはたくさん…。
ホームページ見てみたら普通に後輩の名前が。


更に。
奄美で研究、と少し話しただけでしたが、奄美にある動物病院。H田さんは奄美哺乳類研究会設立者でもある、奄美の自然をなんとかしようと動いている方です。私も何度もお話しましたし、よく知っています。
院長の大学サークルの一つ上の先輩だそうです。
これも思わず確認しましたが、もちろんよく知っていますよとのこと。


ここまで来ると逆四面楚歌。
大学は違えどほぼ同じようなサークルであったようで、同じことやってます…。フィールドばりばり。
話せば話すほどまた知り合いが出てきそうです。
あわわ。。

まだつながりあったような気がしてしまいます。ありすぎて忘れる…。


こんななので、空き時間にはフィールド話ばかりしています。
行った場所とかだいたい似てるのでつかめてしまう。


偶然というか、なんというか。
本当にそんなつもりもまったくなかったのに、どんどん知っている名前が出てくる。 こんな不思議なことはないなぁと感じました。


偶然にもまずはじめに私に声をかけてくださった先輩には、感謝しています。


まさかこんな逆四面楚歌だとは思ってなかったでしょうが…。


院長には「僕にいじめられたら逃げ込める場所たくさんあるからいいじゃない(笑)」と言われてます。 とても温和で気さくな先生で、良くしていただいています。

今度はきっと頑張れるはず!