近くで「フィールド」

ito_kei2006-11-12

今日は割りと近くにある「国立科学博物館付属 自然教育園」という所に行って来ました。
職場の院長もオススメ、地図で見てみると近い。


自転車で20分くらいでした。
思ってたよりも近い。
入園料300円。


水場もあり、湿地もあり、藪もありで、結構いい環境になってました。
これなら色々いるかも。
木も結構太い、私の腕ではまわらないくらいの大きさのものが沢山。
樹種も色々ある。


ハシブトガラスの声がずっとしていました。
遅い午後に行ったので、ここでねぐらをとっている群かもしれません。


いたるところにモグラの坑道が。
いいじゃないですか〜〜
こんな都内でもいるんだなあ〜
多分、哺乳類は他にもいるでしょう。
タヌキ、イタチくらいはいてもおかしくはないかも(あくまでカンです)

どちらにしても、「独立した個体群」ではあるでしょうが…


こういった看板もあり。
ちょうどこの後ろで「ちっ!ちっ!」と声が!
アオジ、久しぶりです。
藪がないとさすがにこれは見えないので、ちょっと嬉しい。
(思わず看板の答えを書いてしまった…)
更に後ろで「ジッ!ジッ!」とウグイスも地鳴きしていました。
こちらも藪ありきなので嬉しい。
アオジは姿も見えました。


池はあまり大きくないこと、ヒトの歩く道と近いこと、カモはいませんでした。
オシドリカルガモはいる(来る)ようです。
冬カモは来ないかな〜

アオサギがいました。ちょっと興奮してブレブレ…
サギがいるということは、魚もいるのでしょう。
カワセミもいるらしいです)



カケスの声もしました。
カケスはこんな低地で年中いるとは思えないので、来たのでしょう。それも嬉しいこと。
久しぶりに聞きました。
シジュウカラメジロキジバトもいました。
もう少ししたら、ジョウビタキはきそうな予感。
他にも冬鳥はどれだけ来るだろう?
楽しみです。


入園料も、最初は「え〜」とか思いましたが、そのお金でここが維持されていると思えばいいと思いました。
これ以上入らないように、という柵も設けてあります。

ペットは入園も出来ませんし、閉館時間以降は入れません。
どうも、最近はどこに行ってもペット連れが目立ちます。
前行った水元公園はむしろ様々な種類が見えたくらい。
どうかな〜と思ってしまうときも多いです。
自然に親しみに行くのはいいけど、ペットの臭いなど、影響はあるでしょう。
看板だけではどうしても入ってしまうので(モラルの問題ですが)ゲートで見られているのはいいかもです。
確かにペットと一緒に歩いていないヒトばかりだと、ちょっと安心。

また夜間は入れないというのも、多くの野生動物が夜行性の点からも、大きいでしょう(あくまでいればの話)


両爬(ヘビ、カエル)もいそうな感じ。
これはこれからの季節はわかりませんが、来季も追ってみたいと思います。



近くに「フィールド」を持ちたいと思っていました。
大学のときだと、引地川や境川
ここなら近いし、環境もよさそうだし。
(何度も書きますが、「いい感じ」というのはあくまで私の感覚です。実際は分かりません)
また来たいと思えました。
カメラ持ってても怪しまれないし。ゆっくりできそう。
やっぱり自然を歩くのは気持ちいい!


附属自然教育園 Institute for Nature Study




ちなみにですが、いまだに風邪は完治に至りません。
ここずっと咳が止まりません。
長引いてます…