マイクロチップのメリットひとつ発見

ito_kei2006-12-11

昨晩真夜中にそんなこと思いついて眠れなくなりました。


なかなか勧めるほどのメリットがない。
リーダーはないわ、あっても読み取りしないわ、チップの存在自体の認識がまだまだだわ…。


ここまで「メリット」がないって本当問題だなあと思いました。
そんなこと考えて過ごしていたら気が付いたのでした。
いや、もうすでに言われていることなんでしょうが…



迷子になって保健所、じゃあなくって、誰かに拾われたら
あるいは、意図的に盗難されたら


どうやってうちの子ですって証明するかって
チップじゃないか!
専門機関に登録されているわけで、間違いなく立証できる。


拾ったヒト、あるいは盗難したヒトが「これはうちの子だ」と言い張ってしまえばどれだけ飼い主が写真持っていようがなんだろうが証明できない。
それこそDNA登録でもしていればいいんだけど。
確証がない。
首輪だって当然取ってしまえばそんだけなわけです。



実際結構病院に勤めていると「いなくなりました」って張り紙したいというお問い合わせが結構あります。
道に張り紙があることもしばしばです。
シーズーだったりプードルだったりがやはり多いです。
正直特徴って難しい。
単色カラーの純血種であったら、「茶色で小柄です」というプードルはどれだけ世の中にいるんでしょう。
カットの仕方一つで全然変わってしまう。
ネコもしかり、特に純血ネコとか、カラーが単一だったりすると正直わかりません。


そして張り紙のお願いの方には「見つかったら張り紙外しますから連絡くださいね」って言ってありますが、ずっと連絡はなし。
都会で野良ってありえない、誰かが飼っている可能性も高い。


昔、ある雑誌(現在はもう廃刊してしまいましたが…)で読んだ覚えがあります。
柴のコが逃げて、何年も探しまくって、やっと有力情報が来て
見た目も本当にそっくりで、間違いない!って連れて帰った。
でもなんだか行動が違う、あったはずの傷跡がない  どこかおかしい
…どうもこのコは違うかもしれない
でも今も飼っています。っていう著名人さん(誰か忘れた)のお話を覚えています。


まあ、盗難とかでは見つかるってこと自体難しいかもですが…
確定がもてないときや、拾った方(あるいは盗難疑惑の方)が言い張ってきたら
チップが個体識別にはなるはずです。
もちろん、災害時でも同じです。



やっとメリットいっこ(しかも微妙だけど)見つかって興奮しました。