帝王切開でした

ito_kei2007-07-29

今日は日曜ですが帝王切開がすでに予定に入っていたのでお手伝い人員として行って来ました。
お相手はブルドッグ、なので妊娠期間を踏まえてはじめから帝王切開は決まっています。


事前のレントゲンでは5頭は確認できたけど、多い場合重なってしまったりして
プラスアルファなことはありますが
結局7頭無事生まれました。


帝王切開は3回目ですが毎回あたふたします。
術者は取り上げたら蘇生係へと渡します。
それこそ次々に出てきます(今回はすごく早かった気がして特に)
膜を破いて、へその緒をしばって切って、そのあとは口の中の羊水をとったり、マッサージして
呼吸を始めるまでハラハラです。
蘇生一連作業中もどんどん出てくるので慌ただしい。
出てきた子供をちょっと待ってなんてで受け取りがなければ当然だめですし



事前に予定されていることなので人員を集めておいて(院長の勉強会仲間なので、みな開業獣医ばかりです)
術者から受け渡し、蘇生(子犬の数分は必要)
当時は全然分かっていなくて、どんどん受け取っていたけど、後でえ!7頭もいたの!と気が付いた感じでした
そういえば次々来るなあ…とは思ったけど、いるものは仕方ない。


みな無事呼吸もして、きゅうきゅう鳴きだして、安心です。
母犬も麻酔事故なく覚醒しました。


毎回ですが緊張(やはりなかなか呼吸してくれないとなると焦ります)と勉強になります。
経験豊富な獣医師がいっぱいいれば会話の内容も勉強になります。


午後には初乳も飲んでくれました。
一安心。


全開のネガティブ状態がそうそう簡単に上向きになっているわけではないのですが
なんとかお役に立ててたら、と思います。
いや、でも微妙か…
術後は先生方と食事にご一緒させてもらい、帰宅し洗濯(自分の子犬の抱きかたが寄せ気味なのか、みなさん以上に白衣が羊水&胎盤の色&血液まみれになっておりました…)選挙
そして夕方から夜まですっかり寝ていました。