起こしてしまった


前回の日記にも書きましたが、テツが逝ってしまってから初めての帰省でした。
やっぱり、いないんだなあ…というぼんやりとした感覚。
いつも寝ている場所にまるで普通にいそうな、そんな感じ。
あんまりにも安らかで、あんまりにも悔いがないから
逆に不思議な感覚です。


霊感とか全くないですが、まだいるのかな。
ふんふん、とにおいかぎに来てるかな?


優は健在、状態も悪くはなかったです。
食欲もあるし、歩いている。
とりあえずそれだけでOKOKです。
むしろそんなに歩かなくていいのに、歩き回るから後ろ足をひきずってしまい、爪がすれてしまって出血…
それでも歩くもんだから、ひきずる方の肢は靴下はいたみたいにしてありました。
腰の悪さは治るものではないし、調子いいとき、悪いとき、とありながらもなんとかもっています。
前よりも、ちょっと寝ている時間が長いかな?と思いましたが
涼しくなってきて、過ごしやすいので、それもあるのかも。
優はまったく鳴かないので、あまり歩き回るとどこかですっころげていないか心配でしょうがない。
だからすやすや寝ているとほっとする。


暑い日々もかなり和らいできたので、優もかなりの時間を外で過ごしていました。
(勝手に入ってくるときもありますが)
テツがいるときは別のところで寝てたけど、テツがよく寝てた場所で寝るようになってた。
雨なども全く気にしない優なので(昔から)屋根のあるその場所で休んで欲しいので
親の説得(?)も効いたのか、テツのことをわかっているのか
テツとまるで同じところで同じ格好で寝ているのは
変な感じです。


もう熟睡していると、全然気がつきません。
夜も、しばらく添い寝してあげると、すーっと寝息になるのが分かります。
前より素直になったような。


夜に薄暗い中で眺めていましたが(こちらも真っ暗、外も暗いので、かなりあやしいですが)
重なります。
テツがいるようで、そして優がいるけど、2人じゃないなあ…とか
(意味不明ですみません)
暗いと余計にいつもの小屋で寝ているように見える。


優も居間に私がいたり、母上がいたりすると、ふらりと近くに寄ってくる。
落ちてくる腰を支えながらなでていると気持ちよさそう。
ただとぼとぼ歩いているのは見ていてつらいところもあるけど、意識もある程度はっきりした上で
歩いているのかな、と思う。
段差とかは、きちんと覚えているのかひょいと飛び越えたり
外にいると思ったら家の中に入ってきたり
ゴハンの時間近くなると妙にそわそわうろうろ。
歩きはゆっくりだけど、じっとしたがらない、優らしいです。


一ヶ月だけど、また沢山手入れしてきました。
相変わらず毛は際限なく抜けてくるし…もうすぐ冬毛になるかな。
腫瘍摘出部位の肉芽はまだあったけど(一ヶ月前の帰省で、二ヶ所あったのが一ヶ所にはなっていましたが)
こちらも状態は良い感じ。
上の、私のももに優が寄りかかっている写真、の私の手のすぐ隣が肉芽が出来ているところです。
小指の先くらいのもの。大きくもならず、逆に若干小さくなったと感じた先月。
奨液がでて固まって…となってしまうので、ここは清潔にしておきたい。
ここは毛はしっかりカット。


テツを思うと、ふとした瞬間に涙が出てくるし、いつも好んでいた場所とかは、色々思い出します。
今回の帰省は小さい頃からずっと歩いてきた散歩コースを一人でゆっくり歩いてきました。
去年くらいから?はそのコースは山なので、やめるようにして、平坦なコースにしていたので
久しぶりでした。
歩くコースそのままに写真撮ってきました。
(整理できていないので…)


やっと涼しくなってきて、優も過ごしやすくなりました。
いつくるか、どうなるか分からないけど
「穏やかにいて欲しい」それだけです。