学生さんの出入りが多いので、なんとなく顔を知っているようで、どこで会ったか実ははっきり思い出せないなんてことはかなりあります。
学会やどこか旅先で会ったとかいうのも頭の中でごっちゃになってるところもあり。。


今日夕方職場の獣医さんを訪ね来る人がいました。
まだ来て半年、久し振りに来るって学生さんもたぶんいるんだろう的に「あ、こんにちは〜」
なんとなく見覚えあるし、まさに学生さんだろうなんて。
出入りの感じからしてここには来たことはあるみたい、獣医さん尋ねているし、たぶんそうと思いこみ。



と思ったら向こうから
「あ!あれ!?いとうさん? 羅臼で一緒になったいとうさんだよね?」
え!?
ん!?


あー!!


初めて知床・羅臼に滞在した獣医二年生の時に別で大学実習で滞在していた人でした。
そういえば写真(当時はデジカメではないので普通にアルバムとしてあります)にもうつってたし
初めての滞在同士で話した思い出が。
もうすっかり忘れていたのに、こんなところで再会するとは。
本当に驚き。
そして嬉しい!


職場の獣医さんの研究室の後輩でした。
知床で滞在しているとき、すでに今の職場の獣医さんともつながっていたわけです。
いや〜恐ろしい。



知床や奄美など滞在時は一週間や二週間という短い期間でいろいろな人と出会います。
全国各地の学生さん、全く仕事は違うことをしている方々、年齢も様々。
短くも濃い期間だけども、まさに人生のいち寄り道(そうでもない方もたくさんですが…)にすれ違うようなタイミング。
たった数日の仲が今も連絡とりあうひとも結構います。
野生動物というジャンルに行かなかったらもうそうそう会わないかもなあ、なんて人はかなりいます。
(名刺交換をしても私自身当時学生→就職と連絡先が変わっているので)
こうして再会できるのは本当にうれしい。
またへたなこと出来ないなあ(苦笑)としみじみです。



しかも今回再会した人、相当近所に住んでいるよう。
違う場所ですれ違ってたら思い出せなかったかも…



いやはや、驚きでした。
そして学生の時いろいろなところに行き活動してて、それが大きな財産になっているんだなあと改めて実感。