暗い!


弥冨遠征の後日は次は割と近場でオシドリが見えるという池に行ってきました。
天気も悪くて暗かったですが、いましたいました。


この池のオシドリは餌付けされているということは知ってはいました。
その上で見に行ったのですが…
が、餌付け現場を見てしまうとどうも萎えてしまいます。
最初は割と離れたところにいたのですが、カメラを持った(多分常連の)おじさんが「餌やると近くに来るよ」と
どんぐりをぽいぽいと投げると確かにどんどん近くに…

暗いのでブレブレです…
こうして見ると、オシドリも視覚に頼って餌を探しているんだなとわかります。


おじさんは良かれと思って、そして見にきた私に近くで見せてやろうと思ったのでしょう。
リアクションに困ってしまいましたが…
(演技ですごいすごいとも言えず、「餌やりはどうのこうの」と説教することはしませんが…)



盛んに近くにシジュウカラジョウビタキルリビタキが来るなと思ったら




パンくずや米がいっぱいでした(白いものは全部そう)
歩道沿いの木の手すりの穴すべてにきっちり餌が詰まっていました。



オシドリがいい感じに見えるところの枝は縛ってありました。本当の目的はわからないけど、カメラを構えてある前にある枝がこうしてまとめられていると、アングル的に邪魔だからかな、と思ってしまいます。



こういう仕事をしていなかったら、純粋に「オシドリだ!」と喜べたかもしれません。
カメラのマナー問題や、餌付け問題を知らなかったら気がつかなかったかもしれません。
知らないでいること、知っていてその上でいること、いろいろ考えさせられます。
この場所はこれでずっとやってきたのでしょうし、それでオシドリが完全に餌に頼っているわけではないなとは感じました。
不忍池などはもっともっと鳥との距離が近いです。それこそ触れる。だけどここはそこまでではありません。

ちょっと餌は詰めすぎかか…とは思いましたが…