野生動物以上?に予想外のことをする相手がいます。

ボランティアで来てくれるたくさんの学生さん。
本当に「ええっ!!!!」と驚くことをしてくれます。


簡単な掃除や餌やりなどは「あそこにこういう感じで置いてください」と言う程度でお任せすることは多いのですが
翌日回収・掃除に行くとびっくりな状況だったり
もう面白くて笑ってしまいます。


最近入院中の個体がいるのでその個体関連になりますが
ケージの横にかけるタイプの餌入れ(インコなどで汎用されるタイプ)があります。

ケージ真横から見ると(○が止まり木、●が餌入れとして)

○ ●

と大体並行になるように置くと何となく自分では認識していたのですが、
止まり木に止まったまま食べる状況を考えればこういう位置に置くといいだろうと思うのですが…

とか(真上。結構真上といっても距離があったり)

         ●


とか(あるいは止まり木とは全く独立したところにかけてあったり)
どうやって食べるの!?
小鳥なら餌入れの縁にとまったりして食べることはできますが、ハトとか体のサイズが小回りが効かないので
全く食べれていないときもありました。

結構この横かけタイプの餌入れは多い予想外です。



自身インコや動物を飼っていたし、動物関係の学生さんであると「これはわかっているだろう」という認識は
全くもって当てはまらないと実感です。
複数人がやっているので、「これは当たり前」というのはないんでしょう。


餌が全然違うとかはままよくあること(丸任せはしませんが)
ちょっとだけというのが驚くべきちょっと具合だったり、多めと言ったら山盛りだったり(笑えます)
窓全開でケージ開けるとか(逃げますよ!)
水入れがプール大洪水状態だったり(なんらかの理由で弱っていて入院なので溺れる危険があります)


あげたらたくさんですが、もうまさに予想外のことをやってくれます。
こう来たか!と感心するほどです。


自分の当たり前がみなの当たり前ではないし
大いに自身もかつてやらかしたものも多いでしょう。
自分も失敗し勉強して、自分のわかっていることを伝えていくための場所なので
面白く見ています。
だからと言ってびったり張り付いて指導するなんてことはしませんが
ちゃんとフォローできるようになりたいなと思う最近です。
あまり細かい性分でないので人のことは言えませんが…


野生動物と同じですが
こちらも「そんなこと!」とちょっとありえないことも想定しないといけないなと思うのでした。