秋頃から入院中(骨折)のタヌキがいよいよ順調に回復してきたので
野外のちょっと広めのケージに移動させました。


逃げようとして穴掘ったり暴れたり多少はするんだろうなと予測はしていたのですが
ジャンプして金網をよじ登って天井(2mくらい)ぎりぎりまで跡がありました。
天井まで届いてたら脱走の危機。
危ういところでした。
天井は網ははってあるものの、ナイロンの網なので容易に喰いちぎれます。
下は金属の板(かじれない、掘れない)が張ってありますが、ちょうと腰くらいの位置から一部は金網になっていて、天井がナイロンの網になっています。
この一部のフェンスの部分に大量に跡があり、他の場所では全くありません。
狙ってこのフェンス部分で逃げようとしているのでした。


過去このケージに入ったタヌキはこのやり方(板部ジャンプ→金網よじ登り)はしなかったよう。
でもいろいろなやり方で脱走を試みているよう。
個性というか、違うものです。


ここは危ないかも、ここはこうするかもと予想はしていくのですが
本当に予想しきれないことをされます。


もちろんその日に補強しました。
それでも補強部分をかじった跡があり、狙っているようです。


野生動物なので元気も出れば逃げようと必死になります。
それこそ考えられないことをされます。
こちらも「そんなこと!」とちょっとありえないことも想定しないといけないなと痛感しました。


このタヌキも遠くなくリリースできそうです。
ケージにいて逆にけがするとう本末転倒なことが起こらないうちに…