年に一度の一大イベント?野生動物医学会が終わりました。
実質参加したのは土曜だけなのですが…
やはり、有意義な学会でした。


金曜夜に現地に合流し、学生さんたちと3時までのみ、語り
土曜は朝から学会の発表を聞いたり集会に参加したり、懇親会やそのあとも先生や学生さんたちと3時まででした。


知らない症例や新しい知見、症例報告、治療方法、提言
本当にためになります。
動物園関係者や、救護関係者、希少種関係や野生動物に関わる関係者多数です。
様々な意見が集まる場所、とてもよい刺激です。


たった数年前の自分がそこにいて、同じように野生動物関係の諸先輩方と熱く語りあいました。
たった数年前なのに、なんだかえらそうに語っちゃう自分がいたりして、
理想と現実にどこか諦める自分がいたりして
そんなんじゃいけないなと思わされます。



諸先輩方はやっぱり凄い人ばかりで
とてもとても追いつけません。
でも、何がすごいかってそのモチベーションと、積極的な姿勢だと感じました。
日々の努力だったり、新しい技術だったり、取り入れる姿勢であったり。


天才な人たちかもしれませんが
それ以上に努力や惜しまない労力がそこにある気がします。それが何より「すごい」と感じさせるのかもしれません。
それが分かるから、余計にすごい人はどこまでもすごい。
惜しまない努力も労力も、才能じゃないんだから自分だって出来るはずなのに、なんで逃げてしまうんだろう。
逃げて、惜しんでいる自分がいるからこそ、余計にすごく見えるんじゃないかな。


いつかまっとうに向き合えるくらいになりたい。
教えて教えてばっかりじゃなくて、
近い土俵に立てるようになりたい。
そうあれるはずの場所にいるのに、いつまでもこんなのではいつまでも追い付けない。


がんばらないとなあ、と思わされます。
なんだかありきたりの言葉ですが、そう思います。