ito_kei2009-09-21


まだ続く、奄美滞在記です。

日中はあまりの暑さ(あれでも多少和らいだのでしょうが…)と泳いだり、他のことをしていたので
山に入るのは夜だけでした。
まあ、サンダルで来てたのでうかつに山には入れないので車どまりです。


過去に奄美に滞在した数回(春休み、夏休みごと)でしかありませんが、この季節はよく電線に鳥が寝てると思ってちょっと気にして探しました。

リュウキュウコノハズク、アオバズクはたくさん見ることができました。
まだ若い個体も多くて、不思議そうにくるくる頭回しながらこっちを見てきます。
まぶしいのでしょう、逃げないけどこっちから目をそらしてしまう(申し訳ない…)



ハトは今回たくさん寝ている姿を見ましたが、つがいが多い。
仲良くぴったり寄り添っていたり、微妙に距離があったり、あるいは枝が離れていたり、一羽だったり
ひとつの電線に複数羽(つがいごと何組)ズアカアオバトキジバトが混在しているのもありました。
アオバトキジバトも下からみると白く浮かび上がって見えるのでとても目立ちました。



ルリカケスもたくさん見かけました。
過去に滞在時に「ここら辺でよく電線で寝てた」と思いだし行きましたが
確かに結構多くいましたが、他の場所でもちょこちょこと電線に寝ていました。
ハトと違ってやみに紛れてとてもわかりにくい…
そして写真撮ろうとすると気にして飛んでしまったりして(ハトは逃げないでじっとしてましたが)
何回か飛ばしてしまいました…、よくないのでその後はほとんどスルーすることに。
日中はなかなかゆっくりじっとしてくれないし、写真も全然撮れませんが
夜はそれよりは多少は撮れるけど、やっぱりじっとしてくれない…
ストロボでルリカケスのルリがずいぶんはっきり写るものです。


アカショウビンも何度か見かけました。
ハトよりも、ルリカケスよりも低い枝によくいました。
もぎ取れそう…(しませんよ!)
こちらも若い個体が多いような。
日中こちらも声がすれども姿がなかなか見えないタイプなのでゆっくり観察できました。


一番うれしかったのはオオトラツグミ
お腹の白いものが見えたので、てっきりハトと思い、軽い気持ちで確認確認と双眼鏡で見たらあの模様!
かなりテンションあがりました。
あまりゆっくり見ることが今までもなかった種類。
なんだかふっくらした個体でした。
二晩続けて見えてしまうものの、どっちも枝が顔にかぶってしまったり正面向いてたりでした。
でもうれしい!


ケナガネズミも探しての上ばかり見てましたが、思っていたよりハトがたくさんでありました。
夏場に積極的に電線を利用しているのはなんででしょう。
ハブなどの活動が活発な時期に合わせているのでしょうか。
電線の揺れが気付きやすいのか?
ただ暑いのか?
不思議です。


カラスバトが鳴いているのを何回か聞きました。
日中でも頻繁に聞くわけでもないのに。
さすがに夜姿は見えませんでしたが(気がついてないだけかも)日中少し姿が見えてラッキー
ねぼけているのか、それとも夜も鳴くことはよくあるのか?



あくまでも鳥も休息中なので、あまり刺激せず、早めに立ち去るに限ります。
お邪魔しました。
林道を引き返しても同じ場所にいるとちょっとほっとしました(いなくなってる=逃げる=強くディスターブと思うので)