ito_kei2009-11-20


日記が遅れてしまいました。

20日はここ最近お世話になりっぱなしの鷹匠さんに再び来ていただいて、彼らの猛禽のフライトを実際に見せてもらいました。

うわあああ〜

もう、感動感激
かっこいい!


曇り空で暗いのと興奮でついて行けてなくていけてない写真で申し訳ないです。


騒々しく我々がまわりにいるのに全く動じず(たぶんこっちの方がドキドキしてた)
つないでいなくてもちゃんと戻ってくるし、そこに媚びたような関係は感じられなくて
「すごおおお!」とかそんなことしか言えない我々でありました。


平気でお触りさせてくれるのも、もう「見るな触るな」のものとは全然違って
ああ、健康管理はこっちの方が絶対に出来るなあと感じました。
一時的収容の野生動物にも同じことは出来ないところはありますが、復帰できず、教育用という名目でずっと飼養される個体であれば
こういう風にした方が絶対的に双方のためにはなるわけです。
ここまで動じず平気なんだな!とほんと感心してしまいました。
何年もいても大暴れしているうちの職場の個体たちがどれだけ強いストレスにあるんだろう…と思ってしまいます。


そもそもの胸筋の具合も過小評価してたっぽいということもわかりました。
(やせすぎ!と思ってたものも、まだまだいけるのもいたかも…)



このせり上がりっぷりも「おおおお!」と歓声上がりまくりでした。
(これも写真があんまりで…すみません)
野生の調査してたって見ることなんてほぼありませんが(テレビでくらい)
オオタカの狩りの姿をちょっとだけ見た気がしました。


無理言って狩りすらしてもらってしまいましたが
こちらのカモたちもオオタカ慣れしているからか(秋冬はほんと増えるので)うまいとこにみんなおります。
「出てこいこいつ!」と思ってしまうのはあれですが(苦笑)
救護やっていると愛護と思われると以前も書きましたが、こんな時はもはや全然ですね。
こちらは心配してしまうほど(全く大したことはないのでしょうけど…)離れてもちゃんと戻ってきます。
素敵な関係だな〜と思ってしまいました。



みんな鈴が付いていますが、その音がとてもいい音で、心地よかったです。


夜はタカたちが入っている車なのに、ずいぶん夜までお話してしまいました。
異文化交流?いやいや、求める先は同じです。
もっともっと活かせる道はいっぱいあるはず
よりよい救護やリハビリ、リリース、あるいは終生飼養の方法はあるはず
現状に満足していたらそこまでですが、よりよくいたいと思っています。


力強く飛ぶ彼らを見て、いろいろな可能性を感じました。

救護の可能性 | 総合アートから鷹匠な日々