お宿の周りはシロハラを見掛けることが結構ありました。
近くの茂みから突然飛び立つことは毎日のよう。


研修中の一週間のうち、3〜4回、シロハラらしき羽が散っているのを見かけました。
細くて車なんて一日一回通るかどうかの舗装されてもいないような道。
猫だろうか?それともうっかりしすぎてそれでも車なんだろうか?
と、ちょっと気になっていました。


宿をあとにする日の朝に周辺散歩をしていたら、前の道を横切る生き物が…
間違いなくマングースでした。
あの体型、あの色合い。


そうか、この辺はマングースがまだ普通にいるのか…と思い出しました。
地面をうろうろするシロハラは恰好の獲物でしょう。
もしマングースだけではなくても、猫も車も人の影響にほかなりません。
どれだけの動物が何気なく影響をうけているのでしょうか。



研修先の割と近くには「ハブとマングースの対決ショー!」という看板がいまだにありました。
たまたま宿で一緒になった人が行ったそうですが(私がそういう関係とは知らずです)
「今は法律がどうのって、実際の対決はやってくれなかった。画像だけだった。つまんなーい!」
まだまだ世間の認知はこんなものなのか…と複雑でした。



途方もないような外来種問題、野生動物問題、めまいのするような思いでした。
これに立ち向かわないといけないのか…
もう知ってしまっている以上、目をそらすなんてもうできない。



写真は別のサメの胃内容です。
イカ甲や魚の骨に交じってビニールや釣り糸?が入っていました。
死亡原因はこれではないです。でも、こうやって普通に人工物が混じっています。
ダイビング中に見えるような魚だって、元気そうに泳いでいるけど、こうして胃の中はごみだらけかもしれません。