まだまだ続ける 研修話です。


研修前半は鯨類関係の課でありました。
人工尾びれで有名になったフジもいました。

毎日見てると顔つきや傷のあととかで個体識別ができてきますが、人工尾びれの色が真っ黒だったら何の違和感もなくて余計にわからなかったかも…
尾びれはつけっぱなしではなく、時間限定でつけていました(やはり少しすれるらしい)


これっ!というらしい写真がなかった…

↑多分この子もフジです。
こんな風に、水槽の横に窓があるのですが、しょっちゅうここから逆にのぞかれていました。

好奇心旺盛とはいいますが、本当にそうだなーと思います。
改装工事をしていましたが、工事の方とも見合っていたり、そういう姿もほほえましい。




ここにはシワハイルカもいて、鯨類好きにはちょっと(いや、かなり)興奮しました。シワハー!すごいぞー!
世界的にも長期飼育って種類が決まっていますが(ハンドウイルカとか、カマイルカとか、ゴンドウクジラ系とか)
こういうちょっと珍しいのもいたりして。


採血や内視鏡、点眼などの見学をしましたが
レーニングでさらりと採血できる個体と、落水して大人数人(10人近い)で押さえ込んでの一大事でないと採血できない個体と
レーニングは大切だなと思わされました。
内視鏡って!人だってやだろうに!

内視鏡も他の同じ水槽にいる個体がお邪魔しないように止めておく人も必要です。
確実に止めてくれるという上ではないとできない作業
なんというか、そこらへんの自信とか確実ともいえる空気ってすごかったです。
お客さんも見ているから当たり前かもしれません。



人工尾びれを実際実用性あるようにまで行きつくことも、なんだか当たり前のようになってますが
そういう発想やそこまでの努力もすさまじいと感じます。
なんだかそういう「わからない動物だからしょうがない」「野生動物だからわからない」「だれもやってないからわからない」という感じで言ってしまうとおしまいのことを
それ以上の先を見てやっているんだと、
何度も書いていますが意識が高いと思わされます。


研修中も内視鏡含めいろいろな試みや検査がされていました。
ほんと、そういうのは積極的なところでした。