ito_kei2010-09-23


そういえば、奄美や沖縄にいる外来種マングース
ジャワマングース」から「フイリマングース」に変更になりました。
細かい分類上の系統わけからジャワじゃなくてフイリだろうという結論


移入種という用語から外来種
ジャワマングースからフイリマングース
なんとなく色々時代の流れを感じます。
移入種という言葉ではない定義になった時も戸惑ったけど、マングースもじき慣れるのでしょう。
(それより前はハイイロマングースとされてた時代も過去あったはず)


初めて奄美に導入されたと言われるのは1979年
約30頭
私が奄美に通いだした頃(2003年頃?)奄美でのマングースは全盛
約10000頭
あれから駆除事業も始まって今一番捕獲圧がかかっている状態
約1000頭(以下)
それこそものすごい圧がかかっているのはよくわかる
ただたった30まで押さえてもダメという事実があるから、まだまだ緩められない



2003年の時に滞在中に、当時(今も)駆除事業の先頭に立っている方とお話しして
「根絶って出来ると思いますか?」
一万をゼロにするって無理だろうとなめてた私
「出来るよ」
はっきりと躊躇なく言い切った言葉を今も覚えています。
「ダメかもだけどさ〜」なんて言うわけない立場だっただろうけど
おバカな学生ながらこの人本気だと感じた
実際ここまで本格的なマングースの事業があるのはここだけ
きっとあの人は死ぬまでやるんだろうな…と思いました(死ぬまでには根絶してるはずですけど… 駆除ゼロになっても何年か何十年かわなは続けないといけないので長い長い戦いです)



評価方法とか、対策とか、混獲に関するとらえたかも随分変わった
今なお根絶を目指して本気で戦っている人たちがたくさんいる
なんだか久しぶりのその前線の人たちを見た気がしました。


酔えばただの泥酔おやじですけど!