今日は某大型獣の解剖の手伝いをしました。


なんというか、もうやっぱりこういうのの方に慣れているのね
細やかな手つきというより、こういうざくーっ!という方
大きいので、メスではなくでっかい包丁みたいなのを使います。
よく切れるナイフは素晴らしい
的確な位置を切ればとても理にかなって早い。



しかし大型獣も久しぶりだったので、無駄が多かった。
手慣れている人の作業を見ていると本当にあっという間にまさに解体
そういうのがまだ汚い



頭骨と結局、大腿骨と上腕骨もいただく。
最初は頭骨だけだったのに…なんだかこう、見栄えする大きな骨を見ると思わず…
ばらすともう廃棄なのです。見てるとどうしても手が出てしまう。
何人も学生さん(解剖を見ること自体初めてらしい)もいたのですが
「このねぇ、関節すごくない!?こんな滑らかでさあ!きれいだよねえ!」とか言ったけど、完全に引いてました。
(引かれるのを承知ですが…骨とか筋肉とか体全体的にどうしても血まみれになりますが、骨同士の関節部、特に肘とか膝とか大きなところってむいたゆで卵みたいにつるりとして、血も出ません。合理的に出来ているのですよぉ!)



自分ってかなり変態なんだと実感しました。。
あ、でも冬に標本についてしゃべらせてもらったときにいた学生さんたちなので
「こいつやっぱりホントに好きなんだな」と思ったことでしょう…




夜は手(器具を使わない)結びの練習
う…動かん…
手の運びが全然出来ない人。
間違えたままの癖がすごいこびりついていて、無意識にそっちに動く
そうじゃなくて!と思った時点で手が止まる
え、え、えーっと…えーっと…
指先見てフリーズ状態
なんだか初めて道具を手にした人(人じゃない!?)みたい。




なんだこの差は!!!