ito_kei2010-11-20


土曜はちょっと、出張手術でした。
「しに行く」じゃなくて「させていただきに行く」です。
こういう機会を設けていただいて、感謝です。


多分、なんとか無事終了
むしろ全面サポートのたまものです。


病院違えば手順や器具もちょっとずつ違う(基本的には同じですが、勝手が分からないので)
場の雰囲気も違う(恐ろしいほど和やかだ…! 笑)
頭でさんざんイメトレしてきましたが、その場で見せてもらうとちょっとやり方が違うとすでに混乱
当然ながらイメトレしたって「自分のもの」になっている訳ではないので、見てるものが違うとすぐ影響されるというか、
全体的にハンパになります…



自分の持ち物がないって、こう…身寄りのない気持ちになります。
「これだけは任せて!」てものがない!
あるのは珍奇な経験のみ
でもそれは臨床に戻ったら何の武器にもならない(会話のネタくらい)



なんだかそういうことを改めて思わされた気がします。
承知の上ではあるものの、そう、本当にそういう世界へ今行こうとしているのか。
そういう事情を知った上で見てくれるってありがたい気がします。



多分一生涯個人では行かないであろう高級料理をごちそうしていただきました。
舌でとろけるとはこういうことか…!
お礼にシカとイノシシのお肉を持参しました。
しかしあんなお高級な味からすると、確かに普通に料理しても臭みがあると言われてもおかしくないな…と、今更ヒヤヒヤ



いつぞや哺乳類学会の時に酔って持って帰ったヤガラの頭はこんな感じになっています。
あ、エラの部分がつけていないままだ。
冷蔵庫の中で「飾って」あります。