ito_kei2010-12-29

そういえば、それらしいことは書きつつも、きちんと書いていなかったかもしれません…ものすごく今更感ですが、すみません。


今年いっぱいで今の職を辞めることにしました。
なので、通常業務が28日で終わった訳でした(契約としては31日まで)




辞めようかなと考えだしたのはちょうど一年くらい前から
当初は(漠然としてましたが)秋ごろにでも…と言っていたのに
ずるずると今年いっぱいという形になりました
なので、まま、急な話ではないです。



野生動物を救護というアプローチで関わっていきたいという意志は変わっていません。
むしろ、これから先も関わっていくためにも
このままじゃ進めないなと思ったからです。
野生動物はやってられん!という理由ではありませんので、お間違えなく。
ROAD TO 奄美ってことも、変わっていません。




収入的なものも理由のひとつではあります。
パートの事務としての雇用(それで募集していて、それを知った上で応募したので「話が違う!」という訳ではありません。何とかなるだろうと見込みが甘かったのは確かです)
やはり長期的にやっていくにはかなりきついです。
常にギリギリの生活、貯金さえもままなりません
「急な何か」があったら対応出来ない
そういう限界でもありました。
食生活も水準低めだったので(優先したいものの違いもあるでしょうが)健康的にもやばかった、健康診断で引っかかりだしてしまったのも
限界サインだったと思います。




少しずつ、搬入動物の診察や治療も手を出すようになって
「人に任せて自分はフォローと日常の世話」から
「自分が判断」になってきて
だんだん責任感や、意識、自覚、色々出て来たようにも思います。
そういう自覚が出て来た時に、はたして自分が正しき判断を出来ているのか…
自分の技術のなさや知識のなさを感じるようになりました。
このままでは、素人が専門家ぶってるだけだ、「野生動物だから(仕方ない・分からない・そこまでしなくていい)」という言葉が免罪符のようになるのも
自分の中で納得がいかない、そういう思いがつのりました



もう少し根拠ある診断が出来るようにありたい
もっと臨床技術が欲しい
この「もっと、もう少し」
このまま、ここにいては得られないものが出てきました。


ということで、また再び小動物臨床に戻ることになりました。
今度は愛知県!
あれ、地元にいつの間にか戻ってしまった。