先日タヌキとハクビシンの解剖をする機会がありました。
いずれも交通事故の死体
久しぶりの機会でした。



タヌキは比較的我が家の近くのもの
げ…疥癬かかってるし…
全身に及んではいなかったけど、四肢周りや、首に及びつつある
まだ皮下脂肪はそこそこあったけど
2月、まだまだ寒い時期
例え交通事故にあわなかったとして、春を迎えられたかどうか、ギリギリか…
どれくらいのスピードで全身を侵されてしまうかは分かりませんが
体力と寒さ
負の循環に入ってしまうと、あっという間な気がします。
交通事故の具合も相当悲惨でしたが(グロいので省略)
彼を待ち受けるものは、いずれにしろ暗かったのかも。



ハクビシンの方は外観はきれいだったものの
即死じゃあないな…と思われる様子(こちらもグロいので省略)
即死じゃない、長くはなくとも、そこそこに苦痛の時間があったと思われます。
毛並みはきれいでした。ハクビシン疥癬は見たことがないけども…



どちらもその年生まれ(去年の春かな)の若いオス
皮下脂肪を蓄えて
同じように柿を食べて
解剖していると、その個体の生前の姿も少し垣間見える時があります。
そして、交通事故というものの悲惨さも感じます。



もちろん、ただの解剖じゃないですよ
ちゃんと教材として活用させてもらって
骨も作らせていただきます。