南下旅の最中ですが、猫はとってもおりこうに旅を共にすることができました。


こういう性格でホント良かった。
今までも引っ越し経験はあるものの、こんなに長距離長時間は初めて。パニックになったり、おびえきったり、そういう状態になったら…と少し心配でしたが
変化に慣れやすい子です。




旅初日、表情もまだ緊張してます。
基本キャリーで揺れるのは嫌いなので、にゃあにゃあ鳴いてました。
なだめ、休憩しつつ進む。




これはもう旅最終日くらい。
もうすっかり表情も違います。余裕。
キャリーに戻すとさっさと寝てました。
最初は蓋をあけるとすぐに出てくるくらいだったのに、あけても割とのんき(この写真もあけてます)
余裕っぷりが出ております。



二日目後半位からは高速に乗っていてもグルーミングしているくらいの余裕
むしろ、車内自由にさせた時の方が外が気になってそわそわするくらい(それも騒々しい場所じゃなければ平気になりました)
車の中にはいつも使っているトイレを置いていましたが
休憩中にはきちんとそこでトイレする。
ゴハンも初日夜以外は普通に食べてました。
(水分摂取がどうしても減ると思ったので、旅中は缶詰)



結構どんくさいので、扉開けたときに逃げた!とか、想像してぞっとしてましたが、全然問題なかったです。
もちろん十分気をつけていましたが。



爆睡中


寝起き



船では、ペットルームなる場所があって、ケージ(キャリーではない)持参であればそこで乗船可能ということでしたが
吠える犬がいると一番いやがるので、ギリギリまで迷って
車内の生活も割と落ち着いていたので、車内で過ごさせることに。
(一人でネコ入りキャリーとケージと自分の荷物を持って移動することもかなり難しいと思ったのもあります)
しかし乗船時(車ごと誘導に従って乗り込んで、固定してもらって乗客ロビーへ移動する)に音がかなり大きい
無線の声や船や固定具等の金属音、相当騒々しい!
かなりおびえている様子だったので、下船まで様子を見れないのは心配でした。



そんなこんなで、鹿児島新港を出る時はかなり感慨深く外を眺め
奄美に降り立つ瞬間はさぞ感激だろう!!と思っていたのに
あわただしく車に乗って下船準備しているときには猫は車内のどこかに隠れて一向に出てこず
呼びかけにも答えず…
出ていくはずは絶対ないけど、本当に本当にないのか!?
どこかでどうにかなっていることはないのか!?
キャリーに入れられずに車を発進してしまうことも怖い!
必死で呼びかけつつ、順番が来てしまい下船
焦りまくりでした…
下船後に止まって呼ぶと、のそりと出てきてくれて、一安心
やっぱり物音の大きなところでの一晩はよほど怖かったかも…
そんなで、「感動の上陸」は冷や汗の上陸でしかありませんでした。


船に乗せるという行為はちょっと再考の余地ありです
結果的にペットルームを覗いてみたらおとなしいワンコ一匹だったので、そっちの方が良かったかも。
もう船に乗せるようなことはしたくはないですが…
(車内に残す作戦も、季節によっては暑くなりうるのでそれも考える必要があります!)




新居到着後もすぐに落ち着いて、元気食欲も旺盛です
ひとしきり部屋探索したらもう全然平気。





南下旅では一番お疲れ様!と言いたい我が家のお嬢様でした。
ちなみに奄美市飼い猫条例に従って、うちの子も奄美の猫に登録です。