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一昨年は孵化脱出を粘りまくった市街地の浜、神戸に行ついに今年も上陸産卵した!と聞いていました。
そろそろ2回目の上陸産卵があるかもしれないと予想がたてられていたのが今週後半
よし、水曜から毎晩3時ころには様子見に行ってみよう、と思っていました。
市街地なので、よほど深夜にあがっているだろうと思っていたからです。


そんな初日早々(昨日)まあ、まさか早々に上がっていたら苦労しないわな。なんてたかをくくりつつ
浜に降りたら真新しい足跡。
おお、、、、
(この間数分)
あげてある船の方で音がするけど、風か何かできしんでいるだけだと思っていました。



…ん、海に戻った足跡はない。
というか、この浜はそもそもそんなに頻繁に足跡があるような場所じゃない
足跡があった時点で「アタリ」なわけです。
船漕ぎの練習の場所だから、日々人がたくさんいるから足跡なんてすぐに分からなくなるはず…

あれ、あれ、まさか
足跡の向かう方を見たら、まさにすぐそこにいました!
パタン!パタン!と音がしていたのは、船がきしんでいるわけでもなく、埋めているときの砂が船にあたっている音でした。


アオウミガメでした。
そして、もう埋めている時点



なんとか埋め終わり海に帰る前にタグ打ちと計測をすることができました。
深夜に人に電話するのは緊張しますね…



帰り始めるとあっという間、すーっと行ってしまいました。
時折車が通ったり、こんな市街地で人知れず上陸産卵しているのですね…
しかも一昨年はアカウミガメ、そして今回はアオウミガメ
人工で出来た浜ですが、こんな風に新しい命が受け継がれていくのはなんともうれしいです。



ということで実際上陸しているウミガメをきちんと見たのは実に二年ぶり
アオウミガメに至っては初めてでした!
やった〜!


今年は孵化脱出も何とか見たい!
なんて欲が出てきますね。
一昨年声知り合い(夕方以降なので、顔認識が出来ていない…)の色々な方々とまた会えるかもしれません。
また一緒に孵化脱出を待ちつつ、色々な人とお話したいものです。
思えばあのあたりで海洋生物研究会という深みにはまっていったような…



※写真は状況を見つつ慎重に行っています。