ito_kei2007-10-09


久高島上陸からです。


結局、久高島に滞在できたのは、24時間にも満たない時間でした。
午後に久高入りして、1泊して、翌日船の事情で朝一に島を出ました。
なので、ゆっくりまわりたかったところなど、行けれなかった場所もありました。
でも、「また来たらいいか。」ということ。


島についてすぐにやっぱり「どうしてもまたあの場所に行きたい、立ちたい」と思ってた場所へ。


もう一度行きたかった、見たかった、あのまっすぐな道。
感動ひとしお。
そしてまた立てたことに感謝。
やっと獣医学科に入れて見た頃と
獣医としてなんとかなろうと四苦八苦している今。
でも、景色は何にも変わらず、そこにありました。


何度も何度も振り返り、眺め、胸がいっぱいでした。


もうひとつ、行きたかった所へ。
あの「ステキイス」の場所へ。



曖昧な記憶のまま、進んでみたけど、ちゃんとたどりつけました。
イスはもうないけど、間違いなくその場所でした。
もう一度この場所に立てた。
この何もない水平線を眺められた。
時間を忘れる瞬間でした。


私はあのころと同じ気持ちでいるだろうか
(いや、奄美に赴いてしまう前でしたが)
私は今の志のままでいていいのだろうか
そして、実現できるだろうか。
景色はなんも変わりませんし、何も答えてくれるわけではないですが
久高は神様の島。
きっとそんなこと考えてて、諸問題あれば急に大雨とか落ちるとかあるでしょう!
そう思うと、きっとそのままでいいのかな。
そう思えました。


いたるところに猫がおりました。
遠すぎず、近すぎずの距離で、ちょこちょこと。


島の方々も、過剰に構わず、当たり前のように、いい距離感であるような感じ。
無視して通り過ぎることもあれば、気まぐれに「ゴハン食べたかい?」と話しかけたり。


岬、ステキイス、そして港と回ったのみで、食事をとって、お宿の宿泊のみなさんと飲み語り
ゆっくり過ごしました。
本当にゆっくり。
携帯もおきっぱなし。


外にはヤモリがいっぱい。


慣れない場所だと本当に寝れないときのある私ですが(一度寝ると止まらないけど、寝つきが悪すぎ)
風が気持ちよく、よく眠れました。




前の日記の写真と比べると、やっぱり同じように撮ってて(天気は違いますが)おもしろいです。
今回の方が、天気全体的に悪いですが…