ito_kei2007-10-12


本当は久高には1泊して、2日目は夕方最終の船までゆっくりするつもりでした。
ステキイスにも朝一行こう!とか、前回行けなかった場所にも!とか
夢はめぐるめぐる。


しかし無情にも、波の状況により朝一の船しか出ない、ということに。
ありがたくも、お宿に船側から連絡がくるというやさしさ。


さすがにここは粘ったとしたら、むしろ数日に渡り帰ることが不可能になってしまう。
素直に従うのが一番。
なんとなく、「そうか、じゃあ朝一に乗るしかないですね」とあっさり受け入れられてしまう。
もっと模索してしまいそうなところですが、なぜか、まあいっか、と思えてしまう。


お宿のおばあにも挨拶して、
お宿周辺に住み着いている猫たちにも挨拶して
(これ以上近づくと逃げられますが)


港では、全然知らないのに、ワンコ連れってだけで勝手にわんこと戯れてみたり

島人(いや、島犬)でしたが、かわいらしいいい子でした。


互いに知らなくても、これから船に乗って島を出る人、島の人、なんとなく分かるから
「またおいでね〜」とか
全然そういう雰囲気。
知らない人同士であるという感じが全然しない。
そして、みんな笑顔。
なんて暖かいんだろう。


ぎりぎりまで、手を振ってくれました。
飛び込んでいる人もいたけど…


船に乗っているときに急にスコール。
これはやばいんじゃない?と言いつつ、本島に付く頃には少しおさまってきて
結局そんなにびしょぬれにもならず。
今回の旅、ずっと雨が降ったり止んだりでしたが、一度もかさを使わず
とてもありがたかったです。


久高にいられたのは丸一日もなく、だけど、「行けた」ことに大きく意味があるみたいな
そんな気持ちです。



行く!と決めてから、飛行機チケット予約間違いによって、ぎりぎりで取り直すことになったときも
最後の一席だけ空いていた。
ほとんど雨に自身ふられることがなかった。
6年前、泊まる予定だった宿(当時おばあ入院中のため、急遽変更になった)を、全然考えもせず選んでいたこと。
宿や、色々情報収集しているときに、同じ宿に泊まったって方と知り合うことになって
互いに前後して、久高に行ってたこと
対象種は別だけど、同じく野生動物をなんとかしたい!と奮闘している仲間が、偶然にも久高に行くつもりであって、今まさに(12日〜)行っていること。


沢山の「偶然」が重なっていました。
つながる、ということを実感しました。



本島に着いてからは色々ありましたが、ほとんどどこにも寄らずに帰りました。
さすがに、強行策ではあったので、へとへとになっていましたが
やっぱり、沖縄にいけたってこと
久高にまたいけたってこと
大きかったです。