ito_kei2008-06-25


野生動物に対して、「かわいい」という表現はほとんどしません。
しないようにしてます。
言葉合わせで発することはありますが、自発的にはほとんどない、というかそう思っても、口にしない。
かなり自分でも強く意識しているというか、こだわっているというか。


野生動物は愛玩動物じゃあないので、そういう愛玩対象に使う用語はなるべく使うまい、と。
無条件で幼獣は愛らしいと書いたことはありますが、確かです。が。
それはニュアンスが違うという感じで。
成獣になるともうそういう目では見られない。


逆にあまりに「かわいい〜かわいい〜」という人とフィールドに出ると(そんな機会ほとんどないですけども)
相当にストレスになってしまう。
わかって言っているならばですが、たとえば業種的、学生なら分野的に動物を学んでいるような立場であればなおのこと。
愛玩動物と野生動物は一緒にしちゃいけない、と思ってしまうのでした。
多分自分の中でもいっしょくたになってしまうと、判断が鈍るような気がするのかもしれません。



などと今までも書いたであろう文句を書きつつも
「無条件で幼獣は愛らしい」というのはありつつも
やっぱりかわいいという言葉は出さない。
相手は外来種
チョウセンイタチです。