ito_kei2010-03-11


実のところ具体的に何日だったのか、本気で忘れてしまっていて自分に突っ込みなのですが
ちょうどこのあたり、獣医学科への編入が決まった時でした。
もう9年前!?
病む勢いで勉強しまくって、枠は少なくて、受かったと聞いたときは(神田駅だった気がする)駅前で大泣きしました。
一気に景色が輝いているように見えて、見るものすべてが一瞬で違って見えて
「がんばろう!!!!」と思ったものです。
つまづくことは多々あれど、それでもなんとか獣医しています。
「死ぬほど願った」ことを出来ている贅沢です。
あの頃思ってた姿とはえらく格差がありそうですけど(特に収入的な…)
昔願った自分に嘘偽りなくいたいと思う気持ちは変わりません。



「また出たよこのネタ」と言われそうでありますが(すみません!)
先々週ライブに行き、ちょうどそのころ聞いてテーマソング状態だった曲(♪夢じゃない あれもこれも その手でドアをあけましょう♪ってやつです)
をやられたときにはまさにヤラレました。
ちょっといろいろ忙しさや日々に流されて、あんなに願っていた頃の気持ちを忘れかけていたことを
思いっきり言い当てられたかのような衝撃でした。
うまいこと言うねえ、全く。
いつも本当に背中を押されっぱなしです。


日々にだらだらしたらそれまでだし、頑張らなかったらそれもそれまで
そんな自分じゃやだなーと。
何のためにここまで這いずるような気持ちで来たんだか。



がむしゃらな日々は救われるかどうかわかりませんけど
初心忘れず、まだまだウルトラソウルでがんばるであります。



写真はきもくてすみません。
ちょっと前に出した瀕死タヌキです。重い鎧はぼろぼろと外れて、ヘアレスタヌキになっております。
もはやタヌキかどうかもわからん生き物と化していますけども…
今まで職場で一例もなんとかした例がないといわれるものを、自分で治療して、へろへろだったのがシャンとしてくる
治療が効いたと思えることって獣医になれたからこそ味わえるものだと感じています。