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初めてやっと「翼の骨折を治した」と思える治療が出来ました。
上腕骨骨折、何度もトライしたけど、まっとうに飛べるようにはなったことはありませんでした。
左右のアンバランス、バタバタと必死な飛び方
手術の時に「お、まっすぐいった」と思えて、ぴたっとした翼の収納、がっちりした固定
それでも祈るような日々でもありましたが
今日ついにリリース出来ました!
ケージの中では狭いので左右のバランスの具合が評価しきれない時もありますが
飛び立ったあとも、左右のバランスも大丈夫そう
さすがに若干の筋力低下はあるなと思いました。
それでもふわふわとごく普通に飛んで行きました。
(ケージ内のリハビリ的には筋力回復の限界。それ以上収容すると、羽が擦れたり、別の出来事が起こる可能性があるので
鳥の種類からも、これでよしとしました)
この状態にもっていけることをするのに、長い道のり、2年以上かかったのか…
それでも、素直にうれしい
よっし!!!!!
ガッツポーズをしたい感じ
奇しくも大腿骨骨折を治したのと、今回の上腕骨骨折のと
同じくゴイサギの幼鳥(あー、狩猟鳥。。)
鳥の性質と、幼鳥というところも大きかったと思います。
それこそアオバトみたいな神経質タイプだったらあり得ない暴れ方をされて、めちゃくちゃだったかも(経験済)
なるべくじっと安静にして欲しい時にじっとして、適度なころに暴れだした
なんというか、都合いい鳥だったというのもあるんでしょう。
それでも
上腕骨は出来ないんじゃないかと弱気になってる部分が大きかったです。
この鳥も、搬入時は翼が360度回転していました
一見普通(写真見なおしてみたら、そう「普通」じゃありませんでした…血まみれとかではない。この毛羽立ちはねじれて収納している時によく見るいやな姿です。赤いかたまりはザリガニを吐いたもの)に収納しているようで、けばだった肩からちょっと出血。
触ってみると、完全に一回転してねじれてる。
筋肉も、あるいは神経や血管もダメになってるかもとも正直思っていました。
ダメ元でやったと言えばそうです。
幸いにして多分受傷すぐ、骨折部分もつき抜けたりしていませんでした。
まだまだ、全然完璧じゃない整復方法だったと思いますが
去年の自分では絶対に出来なかった事です。
レントゲンは撮り方が明らかにずれてますので、すみません(経過を見たときのもの。体ねじれすぎ…)
飛べない鳥が飛んだ瞬間
ホント良かった。
さっさと諦めてたら感じなかった達成感みたいな、気持ちよさでした。