我が家にいること一か月以上、私の銭湯通いの理由であった居候鳥
やっとこの前移動させました。


救護鳥に「どこまでするか」は難しい問題です。
おそらくは自然現象であろう、衰弱(餓死寸前)
でも、今年は多かったとなると、何かが自然で起きているのかもしれないし
何かしらの原因があるのかもしれない
来てしまった以上、手を出すしかない
(これはたぶん自然の出来事だから、じゃあ殺しましょって訳には…いきません)
手を出してしまった以上、出来る限りを尽くすしかない
保護されたころはすでに渡りの始まり
なんとか復調の兆しが出てきても間に合いそうもなく、渡り鳥を見切りで放すにはあまりな気がする
悩みに悩んで、来季まで保護下で過ごさせることにしました。
「そこまでするか」という意見はあれど、そこまではしない!という基準もなく
今後の参考のためでもあります。たぶん!



少し訓練もして、そういう状況下では人から餌を食べることも確認できているし、性格(性質?)もこの時ある程度わかることもできました(そのための銭湯通い)
(※訓練についてはあまり詳しくは書きはしませんが、おなじみ?愛知の友人にかなり色々聞きました。
私みたいな半素人がこういうのをやっていいのかと、迷いつつ、するしかない状況でした。)
あとは夏場を過ごさせる場所…セオリー通りにすれば、訓練は夏場はできません。
しかし、奄美にはリハビリケージもなければ、今回のようにやや長期に収容できる施設はなし
最悪、我が家で夏を過ごさせるしかないかとも考えました…
あちこち聞いて回って、なんとか見つけました。


いろいろ調整のち、先日やっと引き渡ししてきました。
夏場を無事過ごせるかはわかりません。
野生のもの、何が起こってもありえてしまうし、ここは経験の少ない場所。不意の事故があってもあり得てしまう。
十分覚悟して、気を付けて、マメに見に行くしかありません。
秋前にまた、うちに戻って、そして秋にはリリースできるように
そしてできればその前に教育活用の場がいくつか出来ればいいともくろんでいます。



一か月以上うちにいたので、すっかり生活習慣や時間帯がおかしくなっていました。
風呂場が明るい…!!
しばし、解放にひたります。
またどうせ、何かしら居候がいつ来てもおかしくないですし…